母乳外来で相談すると、助産師に小児科受診をすすめられ、その足で小児科へ。すると今度は、小児科医から総合病院の救急外来をすぐに受診するように言われます。
発熱も咳もないのに、病院を受診してもいいのかな……。受診をためらうママの背中を押したのは、「母親が“何か気になる”っていうのは、立派な検査理由です。それで怒る医者なんていないよ」という医師の言葉でした。
そして、救急外来で思ってもみない病気が判明することに……!
「全部あてはまってる…」
「お子さんの心臓には2つ穴が空いています」
医師からその症状を聞くと、育児用ミルクが飲めないことも、体重が増えなかったことも、手足が氷のように冷たかったことも、泣いて真っ青になってしまったこともすべて当てはまっていました。
産後ずっと、闇のような不安感で押しつぶされそうだったママ。ここでやっとその理由がわかったことに、心底ホッとし、病気に気づいてあげられたことに安堵します。
そして、急きょ入院が決定したのでした。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/助産師 松田玲子