1日をバタバタと過ごしても、おやすみ前にはゆっくり絵本を読んであげたいですよね。でも、きょうだいで何冊も絵本を持ってきて、そこから選ぶことに時間がかかって、おやすみタイムを遅くなってしまうことも。わが家の2つずつ離れた3人の子どもたちが大好きな、おやすみ前の過ごし方をお伝えします。
おやすみ前に何して過ごす?
わが家のおやすみ前の過ごし方はとっても簡単!朝起きてから、眠るまでをただただ順に話すだけです。「朝起きて、着替えて、顔を洗って、朝ごはんを食べました。朝ごはんは……」から始まり、「今朝は、○○と××を食べました。お味噌汁は○○でした」とメニューも加えます。
私がメニューを忘れていると、子どもたちが口々にフォローしてくれます。「○○がおいしかったよね」「〇〇、また作って!」と話がふくらみ、ママ業へのご褒美のようです。
お決まりのセリフがコレ!
「そのあと、どこに行って、何をして……」と、1日にしたことの話を思い出せるままに話します。最後に「今日のお話をして、眠るところです。おやすみなさい、また明日」で閉じると、わが子たちからは大満足の「おやすみなさい、また明日」が返ってきて、幸せな気持ちで1日を終えられます。
ポイントは、最初と最後はいつも同じセリフだということ!「夢の中で1日の続きを楽しめますように」そんな思いを込めてお話しします。
そして、今でも……
小学6年生になった長男。次男と一緒に子ども部屋に眠るようになりましたが、下の娘にお話をしていると、「お話は聞く!」とやってきます。そして、「今日は、母ちゃんそんなことしてたんだぁ」と言いながら自分の部屋へ戻って眠ることも。
たまに弟妹が先に休んでしまうと、「今日のお話!」と私を呼んで、クラスのこと、部活のこと、勉強のことなどを話してくれながら、いつの間にかウトウト。
1日のできごとを振り返るだけなのに、自分が登場人物の話は引き込まれるようです。わが家では絵本はなくても、真っ暗な部屋の中で、ママの声と頭の中の映像だけで十分!子どものお話力もつくのでおすすめですよ。(TEXT:viecoml)