年子の幼児2人と赤ちゃん1人と一緒にお風呂に入ろうとしていたところ、産後初の生理が始まってしまいました。夫は出張のため不在で、タンポンの用意もなく……。大苦戦しながら、3人をお風呂に入れたお話です。
久々に「え、生理!?」
子どもたちがまだ赤ちゃんと幼児だったある日、夫は出張のため不在だったので、私ひとりで子ども3人をお風呂に入れる準備をしていました。
お風呂に浅くお湯を張り、上2人を洗い場で体を洗っている間、末っ子はバスチェアで待機、上2人の体を洗って遊び始めたら、それを見ながら末っ子と私が体を洗う、それからみんなで湯船で温まって一気に出て……と、まずは脳内シミュレーション。
途中で「おしっこに行きたい!」とならないよう、上の子たちを順番にトイレに行かせたあと、自分もトイレに入ってびっくり。なんとこのタイミングで産後の生理が再開していたのです!
どうやって子どもたちを入浴させよう…
突然の生理再開で、生理用品の準備が間に合っておらず……。生理用ナプキンは数枚、あとは産褥パッドがあるだけで、タンポンの買い置きがありませんでした。そのときの経血量は多めで、子どものお風呂には時間がかかるため、タンポンなしに乗りきることは難しそうです。
みんなシャワーだけで済ませることも考えましたが、かえってびしょびしょになるだけで余計に時間がかかりそうに感じた私は、しかたなくナプキンをつけたショーツをはいたまま、子どもたちをお風呂に入れることにしました。
いつもと違う状況に大苦戦!
予想通り、上の子ども2人は私がパンツをはいたまま洗い場にいることを不思議がり、
「なんで~?」「なんで~?」と大合唱、スムーズに洗わせてくれません。普段より時間がかかるので、待ち疲れした末っ子もぐずりだし、洗い場は大混乱です。
どうにかこうにか2人を洗い、湯船に入れましたが、いつもならおもちゃで遊んでくれるのに「お風呂なのに、ママはパンツはいてていいの~?」と放っておいてくれません。適当に聞き流していると、「よし、明日幼稚園で先生にきいてみよう」なんて言っているのでドキドキしました。
バタバタのなか、なんとかお風呂タイムは終了。子どもたち全員を着替えさせ、寝かしつけたあとは、私もぐったり。後片付けもおっくうになるほどでした。
しばらく休憩したあと、重い腰を上げて散らかり放題のお風呂場や脱衣所を片付けながら簡単にシャワーで自分の入浴は済ませました。改めて、生理の再開に備えてタンポンを買っていなかったことを後悔し、不在だった夫のありがたみをしみじみ感じたのでした。
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監修/助産師REIKO
著者/oniko