言語治療を再開することに。試行錯誤を繰り返していたところ、追い風が!

「口唇口蓋裂ちゃん、育ててます」153話は、口蓋裂手術もずいぶん落ち着いたので、言語治療を再開することにしたときのお話です。

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言語治療を再開することに!

jeniko153

 

今まで同様、言葉の貯金を増やすために、動物カードやそろばん・パズルなどを使った発達の促しと合わせて、指に貼った付箋や付箋を丸めて息を吹きかけて動かしたり、水の入ったコップにストローを入れ吹きぶくぶくさせるなど、「吹く」ということを重点的に練習をおこなっていくことになりました。

 

じぇにこ

 

今までも病院の言語訓練で使用している100玉そろばんやカードを用意したりしましたが、家庭ではなかなか興味を示してもらえず。また、今回教えてもらった「吹く」練習も目の前で実践し、声かけをおこなっても、家ではほかのお気に入りのおもちゃに夢中で、ほとんど興味を持ってもらえませんでした。

 

今回から取り入れていったこの吹くという動作は、唇を使う破裂音の「パ行」や「マ行」などの発声の基礎になります。
 

発音のベースになると聞いていたので、こればかりはできるだけ練習を重ねたい!
 

どうにか娘が練習をしてくれる方法がないか、いろいろ試行錯誤を重ねました。

 

そして……!

 

じぇにこ

 

吹いても吸っても音が鳴る赤ちゃん用のラッパを渡すと、呼吸によって音が鳴るというのが新鮮で楽しかったようで、とても喜んで遊んでくれました。

 

その楽しそうな姿を見たときに、あることに気付かされました。

 

「唇を意識する」……それは私たちにとっては当たり前のことでも、まだ慣れない娘にとって初めてのこと。


いきなり訓練を取り入れるのではなく、「あれはなんだろう? 」「楽しそう! 」という興味を作ることから、始めなければ戸惑うのは当たり前。

 

じぇにこ

 

今後の正しい発音・発声の基本となる大事なことと聞いて、思わず焦ってしまいましたが……。


娘の気持ちを考えるという最も大切なことに気付くことができたので、まずは夫婦でハーモニカや吹き戻しや吹き上げパイプのおもちゃを使って見せて、「おもしろい! 」と徐々に興味をもってもらえるよう、楽しい空気を作ることから取り組むことにしました。

 


2013年生まれの長女くぴこは「口唇口蓋裂」ちゃん! この記事が、口唇口蓋裂についての理解につながり、ひとりでも多くの親御さんの励みになりますように。

 

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。


監修/助産師REIKO

 

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    この記事の著者

    マンガ家・イラストレーターじぇにこ

    1986年生まれ愛知県在住。2013年生まれの長女と2017年生まれの次女、二児の母。デザイン学校卒業後、社会人経験を経てお絵かき主婦へ。 口唇口蓋裂や夫婦のこと、日々の育児で翻弄される様子を絵日記ブログで公開中!

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