言語聴覚士の先生から言われたひと言とは…?
言葉が爆発的に増え、たくさん話すようになりました。
しかし、言語聴覚士の先生に、娘は口唇口蓋裂の影響で独特な発声をするくせがあると聞かされたので、家庭で少しでも改善になることはないかを相談したところ、最も大事で心がけてほしいことを教えてもらいました。
先生は次のように説明をしてくれました。
それは……。
正しいつもりで話している本人にとっては、言い直しをされることで自信の喪失に繋がり、その経験からいざ言語指導をおこなった場合、不安のまま受けることが苦痛となってしまいます。
本格的な言葉の訓練をおこなうためには、まず本人のお話ししたい気持ちを受け入れること。
言語訓練の一番大切なことは本人と先生や家族、周囲のコミュニケーションがきちんと取れていることが大前提なのです。
これは言語の訓練のためだけではなく、子育てをおこなううえで大切なことだなと感じたので、娘が安心して話すことができる親子関係をしっかり作っていくことを大切にしました。
2013年生まれの長女くぴこは「口唇口蓋裂」ちゃん! この記事が、口唇口蓋裂についての理解につながり、ひとりでも多くの親御さんの励みになりますように。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/助産師REIKO