今日はいいや!と割り切る日を作る
やりたくない、食べたくないといった娘のワガママに対して、今までは「ちゃんと最後まで食べなきゃだめだよ」「着替えないと幼稚園に行けないよ」と注意をしていました。しかし、注意することでワガママがエスカレートするときがあったため、注意するのではなく気持ちを受け止めていくことに!
「今日はいいよ、お着替え一緒にやろう」「明日は残さず食べようね」など、声を掛けていくと、私の気持ちも娘の気持ちもラクになり、ワガママがエスカレートしたり、泣き叫んだりといった様子が少し落ち着くようになりました。
時間がかかっても娘の話をとことん聞く
娘が泣いて怒ってかんしゃくを起こしたときには、気持ちが落ち着くまで待ってからとにかくじっくり話をする時間を作りました。忙しい時間に限ってワガママがエスカレートするため、家事は一旦後回し。
家事の手を止めて、きちんと向き合って話を聞くとどうしてかんしゃくを起こしていたのか、娘なりの言い分や思いを理解することができ、一方的に声掛けをするだけでなく、気持ちを共感できるようになりました。娘も話を聞いてもらったことに満足し、かんしゃくを起こす頻度も少なくなりました。
気持ちを落ち着かせる習慣作り
娘はかんしゃくやワガママがヒートアップしてしまうと、なかなか泣き止まずに落ち着くまでに時間がかかり、目を見て話を聞くことすら難しいこともあります。そこで「1回お茶飲んで落ち着こう」「外に出てドライブに行こう」など、気持ちををリセットできるような習慣作りを心がけました。
飲み物を飲んだり、外に出たりするなど環境を少し変えるだけでも気持ちが切り替わり、驚くほどすぐに落ち着きを取り戻すようになりました。
娘に突然訪れたまるでイヤイヤ期のような情緒不安定な日々ですが、家族みんなで娘の成長過程の大きな壁に、焦らずじっくり向き合っていきました。まだ不安定になるときもありますが、この3つの方法を繰り返すことで「4歳の壁」とじょうずに付き合いながら生活できるようになりました。
著者:渡辺あや/30代女性・主婦。4歳と1歳の女の子ママ。元幼稚園教諭の経験をもとに、幼児教育や英語学習関連の記事を執筆中。
作画:山口がたこ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています