担任の先生と、“嫌なことがあっても部屋を飛び出さない”という約束を交わしたゆかこちゃん。しかし、すぐにできるはずもなく、やはり約束前と変わりませんでした。
担任の先生がゆかこちゃんのお母さんに保育園での様子を説明し、おうちでの様子を聞いてみるのですが……
「別に……。変わったことはありません」
お母さんは淡々と答えるのみ。
そんな経緯を主任の先生に相談していたところ、他の先生がやってきて、「ゆかこちゃんのお母さんと他の保護者がこんな会話をしていた」と話し始めて……
保育園のお話 手がかかる子!?編 第8話
他の先生が聞いた、ゆかこちゃんのお母さんが他の保護者へ話していた内容は……
「あの若い先生やさしすぎて全然ダメ!」
「絶対子どもに舐められてる」
「子どももいないのに知った風にあれこれ話して」
「年長で最後の先生なのにハズレだわ」
「相性も最悪」
ゆかこちゃんがいるそばで、担任の先生のことを罵倒していました。
このときのできごとが、ゆかこちゃんが保育中に部屋を飛び出したり、注意されて激昂したりする原因の一端になっているのでは……と、先生たちのなかで話が進みます。
初めてゆかこちゃんのお母さんからそんな風に思われていると知った担任の先生は……
次回、私がダメでした! 反省するに至った担任の先生の考えとは!?