ヨシタケシンスケさんって?
ヨシタケシンスケさんといえば、『りんごかもしれない』や『おしっこちょっぴりもれたろう』など、思わずプッと笑ってしまうのにどこか哲学的な絵本が有名。自身も2児の父であり、子どもだけでなく大人にも人気の絵本作家です。そのヨシタケシンスケさんの最新作が『あんなに あんなに』です。
この絵本は、なんと6月の発売前に重版が決定。今では国内累計15万部、 6か国語に翻訳されていて、世界累計では25万部を突破! そんな絵本の内容が、今ならムービーで全文が見られるので、ぜひチェックしてみてくださいね。
育児の"あるある"がいっぱい
まずは、親ならみんな思ったことがある「あんなに」3連発からスタート。
・あんなにほしがっていたのに もうこんな
・あんなにきれいにしたのに もうこんな
・あんなに「おなかすいた」って言ってたのに もうこんな
とくに部屋の掃除や片付けは、きれいにしてもきれいにしてもなぜかその状態がキープできないという謎の現象が起こりますよね。掃除機をかけたその横で、飲み物をこぼしたり、お菓子をばら撒いたり。おもちゃをしまったはずなのに、目を離すと全部リビングにぶちまけられていたり…と。
子どもがいなかったときには考えられないスピードで部屋が散らかっていきます。
子どもの謎な言動"あるある"
次に出てくるのが、子どもならではの言動
・あんなにさわがしかったのに もうこんな
・あんなに元気だったのに もうこんな
これは親なら「あるある」と笑ってしまうのではないでしょうか。遊んでたと思ったら、変な格好で寝てたり、昨日まで元気だったのに、起きたら37度の熱を出してたり…。その度に、笑ったり、慌てたり、怒ったり…。
長いようで短い子育ての時間
次には子どもの成長"あるある"が続きます。
・あんなにちいさかったのに もうこんな
・あんなになきむしだったのに もうこんな
・あんなにブカブカだったのに もうこんな
赤ちゃんだと思っていたのに、あっという間にたっちができるようになり、よちよち歩きしていたと思ったら、あっという間に走れるようになって。育児をしていると本当に子どもの成長の早さには驚きます。
子どもが大人になり、やがて孫を連れて戻ってきて…。となるのですが、ただのほっこりで終わらないのがヨシタケシンスケさん流。ぜひ動画を最後まで見てみてくださいね。
動画が面白かった! 絵本で読みたい! という人はもちろん絵本も絶賛発売中ですので、この機会に、ヨシタケワールドに触れてみるのもおすすめです。
定価:1,320円(税込み)
画像提供・協力/ポプラ社