妊娠中「この程度ならOK」はダメです!助産師が見た、ちょっと困った妊婦さんがやりがちなNG行動

助産師・国際ラクテーションコンサルタントの榎本さんがちょっと困った妊婦さんについて教えてくれました。妊婦健診中に、産婦さんから日常生活のことで相談を受けることがあります。今回は実は避けてほしい3つのことをお話していきます。

この記事の監修者

助産師榎本美紀
国際ラクテーションコンサルタント・おむつなし育児アドバイザー

2001年に助産師免許取得後、杏林大学医学部付属病院・さいたま市立病院・順天堂大学練馬病院の勤務を経て、2013年に埼玉県さいたま市に訪問型の助産院「みき母乳相談室」を開業しました。病院勤務での経験を元に、母乳育児支援の国際ライセンスである国際ラクテーションコンサルタントとして、地域の母乳育児を支援しています。訪問時の相談は、母乳だけではなく離乳食や抱っこひも、スキンケア、寝かしつけなど多岐にわたることも。また、おむつなし育児アドバイザーとして、トイレトレーニングなどの相談も受けています。自身も一児の母として奮闘中です。
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体調を考えずに遠方の実家に帰省

大型連休や年末年始などに、実家や夫の実家への帰省を考えているという場合があります。長距離の移動は、妊娠時期に限らず注意が必要です。

 

自家用車の場合

1〜2時間毎の定期的な休憩をとって身体を動かしたり体勢を変える必要があります。同一の体位は妊婦さんにはおすすめできず、足への血流が悪くなったり、足に血栓ができやすくなる、お腹の張りなどにもつながります。

 

バスや電車の場合

自分のペースでの休憩が取りづらくなります。ゆったりとしたスケジュールで移動する様にしたり、席をリクライニングにするなど体勢を変えるようにしましょう。

 

飛行機の場合

妊娠週数によっては搭乗できなかったり、診断書が必要な場合があります。利用予定の航空会社に問い合わせておきましょう。

 

大きな荷物は宅急便で送るなど身軽にしておくことが必要です。また、突然の体調不良時などに対応できるように、出来るだけ同行者がいるようにしましょう。上のお子さんなどの子連れの場合、同行者は特にいたほうが安心です。


体調に変化があったら、まずはかかりつけ医に相談して指示をうけましょう。そして、母子手帳は必ず持参しましょう。帰省先に、緊急時に受診できる産院があるか調べることが大切ですが、基本的には妊婦健診受けていない初めての病院は受診できないかもしれません。
 

本当にその帰省は必要なのか再検討すると同時に、帰省について医師と相談するようにしましょう。
 

安定期過ぎたら「マタ旅」がしたい!

一般的に安定期は妊娠16週以降で、妊娠旅行は妊娠5〜7カ月の中期がおすすめといわれています。妊娠初期はつわりや流産のリスクがあり、後期は破水や陣痛が来ることもあります。


出産後は、赤ちゃんがいるとゆっくり過ごせなかったりするということで、妊娠中に旅行に行くというママもいます。しかし、妊娠中期であっても慣れない旅行先でお腹の張りや出血、破水など思いがけないことが起こることもあります。
 

まずは、妊娠経過が順調であることが前提です。たまに、医師に言うと反対されるかもしれないので黙っていくと言う方もいますが、万が一の場合を考えて必ず相談するようにしてください。
 

出産後もしばらくすれば赤ちゃんを連れての旅行ができないわけではありません。家族でよく検討しましょう。もし自己責任で旅行する場合は、何かあればかかりつけ医に戻ってこれるなど移動距離が少ない場所や宿泊先での滞在型の旅をおすすめします。最近の調査で温泉の成分は妊婦さんに問題ないといわれていますが、慣れないお風呂場で滑ったり転倒などに注意が必要です。

 

 

上の子の保育園のお迎えで自転車に乗る

妊娠中は、原則的には自転車の運転はやめたほうがいいかと思います。妊娠初期は、振動などにより流産のリスクもあり、週数が進んでお腹が大きくなるとバランスを崩したり、ブレーキなどの反応が遅れたりすることがあり、妊娠前の感覚とは少し変わってくることがあります。


もし転倒や急ブレーキで、お腹にハンドルなどがぶつかったり尻もちをついた場合は、軽度であっても受診したほうが安心です。出血やお腹の痛みがあったら、すぐに受診するようにしましょう。上のお子さんの保育園の送迎、通勤など徒歩や車などでは難しい場合もあるかもしれません。しかし、時間がかかっても自転車以外の移動方法がないか家族で検討してみていただけると幸いです。



安定期といわれる時期を過ぎても妊娠中はリスクがあります。周りの人がやってるから大丈夫というわけではなく、運がよかっただけかもしれません。医療者の立場からいうと推奨はできず、最終的には自己責任という形になってしまいます。万が一の場合を考えて、後悔がないように大切な妊娠期を無事に過ごせるように家族でしっかり話し合うことが大切です。

 

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