ドケルバン病という腱鞘炎に
第1子の産後3カ月ごろ、抱っこやおむつ替え、掃除や料理もままならないほど手首の痛みが悪化していたので、病院で診てもらうことに。診断結果は、ドケルバン病という腱鞘炎でした。
手首というより、親指の付け根部分の腱鞘炎とのこと! 医師からは、ステロイド注射や手術の説明を受けました。ステロイド注射が授乳に影響しないことはわかっていましたが、「安静にしていれば良くなる」ということだったので、この日は安静をとることに。
ドケルバン病の対処法
とはいえ、家では家事に育児に、やらなければいけないことがたくさん。夫がおむつ替えやお皿洗いなどをしてくれている間は、安静にできました。しかし、痛みが軽減することはなく、サポーターを購入することに。まずは腱鞘炎用のサポーターを購入しましたが、私の腱鞘炎には効かず……。
次に購入した物は、ドケルバン用のサポーターです。アルミの板が内蔵されているので、親指の関節をしっかりと固定してくれます。このサポーターを使用したところ、1カ月ほどで痛みが軽減! さらに1カ月ほどで痛みはすっかり気にならなくなり、サポーターを使用しなくても問題なく日常生活が送れるように。私にはこのサポーターが合っていたようです。
授乳クッションの準備は正解だった!
ドケルバン用のサポーターはあったものの、もう二度と経験はしたくない痛み。第2子の妊娠が判明したときに、真っ先に購入した物は、授乳クッションでした。
第2子産後の授乳では、必ず授乳クッションを使用するように心がけたところ、卒乳するまでの間に手首が痛むことは一切なかったのです。「なんで早く購入しなかったんだろう」と後悔したと同時に、「こんなにも違いがあるのか」と授乳クッションの重要性に気づきました。
第1子の産後に経験した腱鞘炎は、あまりの激痛で家事も育児も本当につらかったです。あの痛みを経験したからこそ、授乳クッションの良さを発見できました。第2子のときに、授乳クッションを準備しておいてよかったと心の底から思えます。もし、第3子を妊娠することがあったら、また授乳クッションを使用したいです!
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
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監修/助産師REIKO
著者:小林 あやの
4歳男児と2歳女児の母。婿入り婚で、両親と同居中。趣味は美容やコスメ集め。最近は2歳の娘もオシャレに興味を持ちはじめ、「早く一緒にショッピングを楽しみたい」と期待を膨らませる日々。美容や育児をはじめ、ブライダルや暮らしなど幅広いジャンルを執筆中。