お風呂、浸かりすぎていた?
寝かしつけに時間がかかっていたころ、「体をポカポカ温めると、うとうとして眠たくなりそうだから」と思い、寝る前に少し長めにお風呂に浸からせていました。それでも全然寝ないわが子たち。
私も次第に疲れてしまい、支援センターの保育士さんに寝かしつけについて相談したところ、「お風呂は、38~40度で5分程度が適切だよ。浸かりすぎても寝ない原因になってしまうから、案外良くないのよ」と教えていただきました。アドバイスをいただいてから、わが家は38度で入浴時間は5分程度にしています。
ルーティン化させたらスムーズに
以前はお風呂に入ったあと、リビングで少し遊ばせてから寝室に向かっていました。「そろそろ寝るよ」と私が声を掛けても、遊びに夢中の子どもたちは「まだ遊びたい!」とグズグズ。そんな環境を変えるために、お風呂を上がったらすぐに寝室に行き、布団に入ることをルーティン化させました。
子どもたちの頭の中で、「お風呂に入ったからもう寝る時間なんだな」と、次の行動を理解してくれるようになったのはとても大きな変化でした。今では、声かけをしなくても自然と寝室に行ってくれます。
寝室を適切な室温に
支援センターの保育士さんから「お風呂から上がり、体がポカポカになった子どもたちには、普段の室温では少し暑すぎるかもしれません。暑いと、不快感からなかなか睡眠に入れないことがある」と教えていただきました。
なので、寝室はいつも温度からマイナス1度引いた温度で設定してからお風呂に行くようにしています。これは眠りについたあとも、質の良い睡眠に繋がるそうです。まったく起きなくなったわけではありませんが、以前に比べて夜泣きが減ったように感じます。
「入浴時間」「生活リズムのルーティン化」「寝室の室温」の3点を気を付けたことで、 寝かしつけに悩んでいたときに比べて半分ほどに時間が短縮しました。夜泣きも減ったことで、私自身の睡眠時間が確保できてとても助かっています。
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作画/Michika
監修/助産師 REIKO
著者:伊藤あいり
3歳の女の子と2歳の男の子の母。現在は、美容関係の営業職として働きながら、子育てに関する体験談を中心に執筆中。