お金をかけるモノの違いに驚き!
私が驚いたのは、夫のゲーム用のハイスペックPC代や高速ネット代でした。10万円以上もするデスクトップPCや、月額約6000円の高速インターネット回線料金……。PCゲームに興味がなく、スマホで動画さえスムーズに見られれば満足な私は、「高すぎじゃない?もっと安いのでもいいんじゃないの?」と率直に不満を口にしてしまいました。
反対に、夫が驚いたことは、私の美容室代や基礎化粧品代でした。美容室代はトリートメント含めふた月に1度8000円かかり、基礎化粧品は月額約5000円分購入します。理髪店や1000円カット店しか知らず、化粧水なんて手にしたこともない夫からすると、「何でそんなに高いの?」と心底疑問だったようです。
お互いに、「なぜそのカテゴリにそんなにお金をかけるのかわからない」ということが発端となり、2人の間の空気感は重苦しいものになっていきました。
金銭感覚のギャップでお互いギクシャク…
今思えば、このような金銭感覚の違いは、私たち2人のモノやサービスに対する理解度の差から生まれていたと思います。
私がゲーム環境や相場について理解していないのと同様に、夫も美容について知識がまるでありません。そのため、お互いに「何でコレにこんなにお金をかけるんだ!?」と驚き、理由がわからなくて不安を感じ、ギクシャクした雰囲気になっていたのです。
ギャップを埋めるための話し合い
「このままではいけない」と思った私たちは、金銭感覚の違いによる不安を少なくするために、最初は「何これ、高い!」と思っても、「どうしてその値段のものが良いの?」と根拠を聞くようにしました。根拠を聞けば、その理由が理解できて不安が解消できるかもしれないからです。
夫によると、PCゲームは膨大な量のデータを高速処理する必要があり、PCのスペックが低いまたはインターネットの回線速度が遅いと、ダウンロードが失敗したり、ゲーム中に画面が止まってしまうこともある。だから、大好きなゲームを快適に楽しむためには、この料金が必要なのだとわかりました。
夫も、私が美容室で受けるサービスには、シャンプーカットだけではなく、トリートメント施術も含まれていて、それのおかげで健康的な髪質を維持できていること、また私の場合、安い基礎化粧品だと肌がつっぱって不快なので、自分の肌質に合ったものを使うためにこの金額をかけたいことを理解してくれました。
「美容室代はこれくらいかかるのが当たり前」と私は思っていても、夫にとっては驚きと不安の元になっていて、その逆もまた然りだったという事件でした。
これからも新たな金銭感覚のギャップが発覚したら、「何でもいいじゃん」「もっと安いのでいいんじゃない?」という言葉は使わず、「どうしてその料金のものが良いの?」と根拠を聞き、夫婦のギャップを埋めていこうと思います。
原案・文/ココロナナコ
作画/ちゃこ
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