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「なかなか痩せなくなってきた40代…」痩せるために週1禁酒を始めてみた!【体験談】

40代になってから体重が10kg増。マラソンをやっても太る、ヨガをやっても太る。夕食を抜いても、朝食を食べれば体重は元に戻っている。燃費の良すぎる自分は自動車で例えるならハイブリットカー。そう考えれば、むしろ小太りも悪くないんじゃないかしら……と無理やり現状を肯定しようとしていたころ、ある本を手にして禁酒を決意しました。

この記事の監修者
監修者プロファイル

医師黒田 あいみ 先生

美容・アンチエイジング専門医。トライアスリート。Zetith Beauty Clinic医師(東京都中央区銀座4丁⽬2-17 銀座111レジャービル13階)。1979年東京生まれ。2003年獨協医科大学医学部卒業後、東京女子医科大学内分泌乳腺外科に入局。2007年品川美容外科へ入職、2011年品川スキンクリニック新宿院の院長に就任。2013年同クリニック、表参道院院長に就任。その後、予防医学と分子栄養学を改めて学び、美容外科、美容皮膚科、アンチエイジング内科の非常勤医師として複数のクリニックの勤務を経て、現在に至る。著書に『アスリート医師が教える最強のアンチエイジング』(文藝春秋)。
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体重計に乗っているイメージ

 

缶チューハイ3本のカロリーはビッグマック級

私が手にしたのは、西原理恵子さんの『りえさん手帖 ホントにやせた編』(毎日新聞出版/1,000円税別)。読んでみると、なんとダイエット迷子だった西原さんが禁酒で減量に成功していたのです。私の原因も酒!? ハイブリッドカー、禁酒やってみる!

 

それまでの酒量は1日に缶チューハイを3本程度。「アルコールは揮発性だからカロリー、ゼロ」なんてサンドウィッチマンの伊達さんみたいなことを考えていたのですが、缶の表示を見ると、われらが「ストロングゼロ ダブルレモン」は100mlで54kcal。つまり350ml缶を3本飲むと、567kcalを摂取している計算になります。カロリーだけなら、ビッグマック1個分(525kcal)よりも高い。私は夕食に加えてビッグマックを食べていたことになる!? そりゃ太っても仕方ないのかも。

 

いつもの晩酌より遅い時間からノンアル飲料をスタート

ノンアルビールのイメージ

 

さらに禁酒をすれば、確実に肝臓は健康になるし、酒代も節約できるしで良いことばかり。わーい、やってみよう……と思ってすぐできるほどお酒をやめるのは簡単ではありませんでした。結局、仕事から帰ってくると無意識のうちにプシュッと缶を開けて飲んでいるんです。

 

そこで、まずはノンアルコール飲料を購入。ちなみに「オールフリー」はカロリーゼロ。そのほかのノンアル系もカロリーは10kcal未満でした。もう、これだけで痩せたような気もしなくもない……。

 

お酒に近い味わいですが、ノンアル系もある程度飲むと、満足できなくなってついアルコールに手が伸びてしまいます。そこで、飲み始める時間を後ろ倒しにすることに。だいたい3本程度飲んだころに就寝時間が来るようにして、お酒を飲みたい気持ちになったときはとっとと寝る。もしも眠くならないようなら、せっかく飲んでいないことだし、夜の散歩orマラソンに出ます。で、帰ってきたら、とっとと寝る。“我慢”を短くすることを作戦にしました。

 

そして、週1禁酒の結果はどうだったかというと……。

 

週1禁酒で体重はどうなった?

そうして2カ月続いている週1の禁酒生活。ちなみに飲み過ぎた翌日は「もう飲まない」という気持ちが朝からみなぎっているので、禁酒はスムーズです。気になる体重はというと……いったんは1kgくらい減少したものの、2kg増えて、1kg戻り、0.5kg増えて、1kg減りました。さて何kg?という算数の問題のような増減を繰り返して結果、現状維持。ただ、この間かなり食べ過ぎたこともあったのに、特に増えることがなかったので、おまけで痩せ効果があったのかなと思います。

 

まとめ

ここまでを振り返ると、禁酒というほどやめられてもいない私。アルコール健康医学協会のサイトを見てみると、「つくろうよ 週に二日は休肝日」とのフレーズがありました。ダイエットに限らず、同会によれば2~3日飲んで1日休むペースが臓器の修復に良いのだそう。これからも、禁酒を頑張ります!

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

 

 

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著者:来布 十和

第二次ベビーブーム世代。出版社、編集プロダクション勤務を経てフリーライターに。ピラティス、ランニングと定期的に運動をしているがヤセ効果はいまいち。燃費の良い体質が悩み。

 

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