自身のお子さんの知育体験や「子育て世代の方とシェアしたい」と、ママたちから寄せられた体験談をマンガ化し、Instagramに投稿しているまめねこ(@ma.me.ne.ko)さん。
今回、マンガ化された体験談の中から、「子どもへのジェンダーハラスメント」をご紹介します。幼い頃から弟と差別されて育ってきたHさん(女性)のエピソードです。
「子どもへのジェンダーハラスメント」第3話
「Yちゃん(弟)は男の子だから大学に行かせたい」
家計が苦しいと言っていたのに、弟にはお金を使いたいと、堂々と男女差別をするお母さん…。Hさんの大学進学の夢は絶たれてしまいました。
やがて結婚し、夫婦2人暮らしとなったHさんは、非正規雇用で働きながら通信制大学で学んでいます。大学院にいけば正規雇用のチャンスがあるものの、
「お金と時間は将来の子どものために残しておきたいー。」
とHさん。
子どもが私と同じような思いをしないように。
そして、そんな思いをする子どもがいたら、周りの大人が手を指し伸ばしてあげてほしいー。
Hさんはそう願っています。
◇ ◇ ◇
いま、Hさんは自身の経験から、教育格差をなくすことにつながるボランティアをしたいと考えているそうです。
Hさんの体験を、みなさんはどう感じましたか?
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「大丈夫だから」私には消費期限の切れた卵。母から受けたきょうだい差別… #子どもへのジェンダーハラスメント 1
兄(私の叔父)は跡取りだとちやほやされて、遊び人になってしまい歓楽街で知り合った女と結婚した所、お金を持ち逃げされたそうです。
母はずっと学歴をコンプレックスにしていて、さらに姑にバカにされた事まで尾を引いたのか、私の結婚する時に何故か親戚の学歴と夫の学歴を比較しだすし価値観にかなりの弊害が出ていました。
こちらの記事はつい最近の話であるというのが驚きです。
今思うとどう見ても間違ってるけど、上の世代、そして地域の中での固定観念は確かにあったと思います。その人たちの中ではそれが「幸せ」だった。時代のはざまにいる私たちが1番苦しいんだと思います。
ただ、漫画のお母さんには子供の「幸せ」を願うというよりは、自分の何かを充足させようとするエゴみたいなものを感じますね…。