おかずをほとんど食べてしまう夫
2人目が1歳になる前まで、わが家の夕食はみんなで食卓に集まり一斉に「いただきます」をするスタイルでした。1歳の息子はひとりでごはんを食べ進めるのがまだ難しいため、息子の隣に母親の私が座り、息子の食事のサポートをしながら自分の食事をしていました。
息子は手がかかり、私は息子の食事がひと通り終わってからようやくまともに食事をし始めるということがほとんど。私が食事を始めるころには夫はほぼ食事を終えているのですが、シェアして食べるはずの大皿の片隅に、2、3口分しか私の分のおかずが残っていないことがよくありました。
適当になってしまう食事
もともと食べることにあまり執着のない私は、その状態を少し残念に感じながらも、おかずがほとんど残っていないことをそれほど気にしていませんでした。冷蔵庫に常備しているビン詰めのご飯のお供などと一緒にご飯を食べ、なんとなくおなかが満たされれば良しとして食事を終えていたのです。
2人だけでごはんを食べるときなどにも、大皿に残ったおかずを夫に譲ることが多かったので、夫も悪気なく多めにおかずを食べてしまうようでした。
体重が減り体力的にもキツさを感じ…
しかし、そんな日々を続けていたら夫の体重はどんどん増えていきました。一方で私の体重は減っていき、成人してからの人生では最低体重になってしまいました。ただでさえ毎日ハードな子育ての真っ最中であるのに、食事も疎かにしていたら体力的にキツさを感じるように。
また、私がごはんも食べずに子どものお世話をしているのに、ひとり当たり前のように先に温かい食事を食べ進め、おかずを残しておいてもくれない夫に精神的にも怒りを感じることがありました。
長年続けた大皿派を卒業
そしてこれはお互いのために良くないと感じ、長年続けた大皿派をやめるに至りました。ときはコロナ禍で、家庭内感染のリスクを下げるため、大皿より個別派を推奨する動きなどもあったため、長年続けてきた大皿派をやめるのにちょうど良い理由になったのです。
すんなりと個別派に切り替えることができ、夫も抵抗なく受け入れてくれました。洗い物が少し増えたことだけはデメリットですが、個別派に切り替えたことで、自分の分の栄養をちゃんととれるようになった実感があり、食事や生活に対する満足度が上がりました。
食べ過ぎていた夫の体重も徐々に減り、個別派にしてよかったなと思っています。食事にあまり執着がない私でしたが、「食事は大事」だと改めて感じた出来事でした。食事を個別派にしたことで夫の気づかいのなさに憤りを感じることもなくなり、なんとなく夫におかずを譲らなければいけないと思ってしまう小さなストレスからも開放されました。
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監修/助産師 松田玲子
著者:澤崎 凪
1男1女の母。パーソナルカラーコーディネーターの資格を持ち、色彩関係、ファッション関係のほか、自身の体験をもとにした子育て関係のジャンルを中心にライターとして活動中。
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