ベビーカレンダーをご覧のみなさま、こんにちは。高齢育児中のイラストレーター、やましたともこでございます。
夏祭りの日の夕方。
一大イベントである保育園の夏祭りが終わり、家に帰ってほっこりくつろいでいると、Yちゃんのお母さんが、お母さんの実家から送られて来たトマトを持って来てくれました。ちょうどYちゃんからもらったおさがりの服を着ていたN子とKTも「Yちゃんのお母さんに見てもらう〜」と一緒に出て行きました。
Yちゃんのお母さんは、「今から深夜バスでディズニーランドに行くから食べられへんね〜ん」とおじいちゃんが作った立派なトマトを手渡してくれ、そして、Yちゃんのお下がりの服を着ているN子とKTを見て「着てくれてるんや〜ありがとうね♡」と言い帰って行きました。
Yちゃんのお母さんから病気と聞いてちょっとドキドキしてたけど、深夜バスで東京にいけるなら、きっと病気は治ったんだと思いホッとしました。
あ〜よかった。
Yちゃんのお母さんからトマトを受け取り部屋に帰るとパピーちゃんが待ち構えていました。
「どうやった? 何か言うてた? 何の病気やった? 大丈夫やった?」とYちゃんのお母さんの病気のことをかなり気にしていました。
病気のことは聞いてないし、今から深夜バスでディズニーランドに行くっていうてたから大丈夫なんじゃない? と軽い気持ちで答えると、「N子とKTが一緒やったから言われへんかったんちゃう?」と心配していました。
たしかに……。
そう言われ、よ〜く思い返してみると、Yちゃんのお母さん、何か言いたそうな感じだったような気もしないでもない……。そんな気分になりました。
「N子とKTと一緒に出たらダメだった?」
「そういえばYちゃんが一緒に来てなかったな……」
「病気の話をしてくれる気やった?」
「もっと病気のことを私からつっこんで聞くべきやった??」
「病気やったら深夜バスしんどくないのかな?」
「寝たら普通に大丈夫なのかも??」
「どうなんだろう……?」
「でも、いつもどおりの笑顔やったし……」
色んなことが頭をぐるぐると駆け巡りました。
イラストレーターやましたともこの「脱力系ゆる育児日記」は、毎週2回お届けしています!