陣痛が来るたびに痛みが強くなり、悶絶するミロチさん。
腹痛がなければ寝ていたはずなのに、こんな疲労困憊の状態で陣痛が始まるなんて……と嘆いたら「陣痛のタイミングは選べないから、乗り越えることだけ考えようよ」とパパに慰められました。
そんななか担当医が現れて……
2人目は巨大児 第43話
※看護師がカーディガンを着用していますが、実際は使い捨てエプロンを着用しています。
「このタイミングで陣痛が来るなんて、うちで産みたい気持ちが赤ちゃんに伝わったのかな? 特殊技能があるかもしれないね! ははは」と冗談を言う担当医。
ミロチさんが「先生、でも私、総合病院に……」と言うと、
「そうだね、向こうの先生と話してみるから」
「とりあえず、促進剤入れようか」と、
駆け付け一杯のノリで促進剤の追加投与が決定。
「ミロチさん、本当にそれで生まれる? 一人目のときを思い出してごらん」
「陣痛ってこんなもんだった?」
今来ている陣痛の波の合間に、ミロチさんは1人目の出産時を振り返り、過去の陣痛の記憶を掘り下げました。
すると……
先生の言いたいこと、すごい分かる。痛いけど、出産直前はもっともっと痛かった……と改めて出産につながる陣痛の痛みを思い出し、出産まではまだまだだと実感。
「痛ければ痛いほど赤ちゃんおりてくるから、痛みをガンガン上げて、スポーンと産んじゃおう!」
この発言には
「あんたら口裏合わせとるんか!」
とツッコんでしまうミロチさんなのでした。
次回、希望の光がシャットアウト!? でも辛いのは今だけ……?
監修/助産師REIKO