担当医に「本当にそれで生まれる? 陣痛ってこんなもんだった?」と問われ、陣痛の波の合間に、1人目の出産時を振り返るミロチさん。
「痛いけど、出産直前はもっともっと痛かった……」と改めて出産につながる陣痛の痛みの激しさを思い出しました。
「痛みをガンガン上げて、スポーンとうんじゃおう!」と促進剤が追加されたのですが……
2人目は巨大児 第44話
※看護師がカーディガンを着用していますが、実際は使い捨てエプロンを着用しています。
※退室したのは、正しくは助産師(看護師は内診できないため)でした
陣痛に耐えるミロチさんは、たまらず看護師さんに質問。
「看護師さんの経験上、何時ごろに生まれますか? ハズレても怒らないし、人助けだと思って教えて下さい」
「終わりも見えない、ただ痛みに耐え忍ぶこの状況に一筋でいいので光を与えて下さい」そう懇願しました。
すると……
「えぇ〜……多分ですけど、7時くらいだといいですよね」と言われました。
子宮口が開いていない状態から、1時間で全開になって生まれるなんて聞いたことがない……とは思っても口には出さないミロチさん。
しかし、助産師さんがミロチさんを診て、
「子宮口が開いてきたわよ。赤ちゃんも少しずつ下りてきてるわ」
希望の光が見えた!
と思っていたら、
「まぁ、この子宮口じゃ7時には絶対無理だけど」
と、希望の光が即シャットアウトされました。
ミロチさんが落ち込むと、
「辛いのは今だけ。もうすぐかわいい赤ちゃんに会えるわよ」
と耳元でボソッと呟いて元気付けてくれました。
そうして助産師さんは部屋から退室。
夜勤を終えたようでした……。
次回、交代で元気な助産師が登場!なにやら怖い器具を取り出し……?
監修/助産師REIKO