43歳で腎がんになった話 ~第4話~
泌尿器科を受診し、「腫瘍がある」と言われてお昼に帰宅。
病院内を歩いただけだけど、痛みがぶり返して来た感じ……。
極力何もしたくないので夕飯用に冷凍食品を買って帰って横になり、派遣の担当さんに診察の結果と欠勤のメールをしました。
その日は、夜には少し良くなって、「明日は行けると思います」と派遣の担当さんにメール。
ところが
朝になっても、やっぱりまだまだ痛みが。
そろりそろりとしか歩けないし、食べていないせいもあって足元もふらつくので、8時間立ち仕事でするにはほど遠い……。
もう1日休んじゃお。腫瘍があるんだし、いいよね!
ところが
ちょっとだけ疑われてます?
だって、鎮痛剤は効かないし……。まさかの3連休でごめんなさい。土日を入れたら5連休!
さすがにこの日はヨーグルトくらいのものから食べれるようになって、食べたらちょっと元気が出てきました。ただ、4日も食べてない割に体重がそんな減ってない……。
一時は、もしかして私このまま退社?と思うほどに起きられなかったけど、次の日にはすっかり元気になり、出勤。
職場で心配されつつ、週の残り2日をどうにか乗り切り、次の診察日を待つ間に、どうしてもいろいろ考えてしまう。
やっぱりがんかなぁ……。
がんなんだろうなぁ…
違ったらラッキーだけど……。
でも、がんなんて珍しくないし、手術して元気になっている人もたくさんいる。
でも43歳ってちょっと早いな……。
若いと進行が早いって言うし、というか、症状が出ている時点で結構進行しているんじゃ?
初期って多分、健康診断で初めてわかるやつだよね?
まあ、腎臓がんは市のがん検診でも診ないから、どっちみちわからなかったか……。
何をしていても、意識の隅っこには「がん」という言葉が……。
あまり考えないようにしてるけど、スマホを手に取ればなんでもわかってしまうこのご時世。
ついつい、見ちゃうよね!
知れば知るほど、怖い。
かといって、知らないままでも怖いので、調べるのはほどほどにしておこう……。
そして、1週間後、がん宣告を受ける覚悟を胸に診察に臨む。
次回は、いよいよ診察へ。
監修/窪田徹矢先生(くぼたクリニック松戸五香院長)
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
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