髪を短めに切る
赤ちゃんが生まれた途端、赤ちゃん中心の生活へと一気にシフトした私の生活。慣れない育児で睡眠不足が続き、お風呂に入ったあと、ドライヤーで髪を乾かす時間すら惜しく感じるように。
そこで私は、産後1カ月のときに何とか時間を作って美容室に駆け込み、髪を短く切ってもらいました。妊娠中は髪を伸ばしっぱなしで、出産したときには胸のあたりまで髪が伸びていました。今思えば、出産前に髪を短く切っておけばよかったです。
育児動画を見る
私は妊娠中に産院や自治体が開催する母親学級に参加し、赤ちゃんの育児についてひと通りのことを教わりました。ところが、赤ちゃんのおむつ替え、着替え、授乳、沐浴……初めての育児に、私は右往左往するばかり。実際に赤ちゃんが生まれてみると、教わったようにスムーズに赤ちゃんのお世話をすることはほとんどできなかったのです。
「知っている」と「できる」には大きな差があることを、このとき改めて痛感。今は育児の方法をわかりやすく解説している動画がネット上にたくさんあります。出産前の時間を活用して、育児動画などをもっと見ておくべきでした。
出産後の手続きを出産前に夫と共有する
自治体に出生届を提出したり、赤ちゃんの健康保険証の発行手続きをしたりと、出産後はいろいろな手続きが必要でした。しかし、夫はそういった手続きに無頓着な性格で、出産後に何をすれば良いのかあまりわかっていなかった様子。
赤ちゃんの健康保険証の発行に必要な書類が職場から夫宛に届きましたが、封すら開けずに私に差し出してくる始末でした。出産後は私の体がまだ回復しておらず、育児に手いっぱいだったので、夫にしてほしいことを出産前に具体的に話し合っておけば、手続きがもっとスムーズだったと感じています。
私が初めて経験した赤ちゃんとの生活は、想像以上にバタバタしたものでした。出産前に出産後の生活を想像するのは難しいことですが、出産前の時間をうまく活用しながら事前に準備を進め、少しでも心に余裕をもった状態で育児がスタートできればよかったと思っています。
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監修/助産師REIKO
著者:武田 ゆうか
2歳女児の母。1987年生まれのミレニアル世代。小さいころから本と歌が好き。就職活動に失敗し、それまで無縁だったIT業界で社会人生活をスタート。20代で結婚し、子どもを授かるも、夫のモラハラに苦しんでいる。