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助産師「初産は12時間かかる!」5分間隔の陣痛に悶える私を放置→30分後、メリッ!陣痛室が騒然したワケ

これは長男を出産したときのことです。予定日の前日に陣痛が始まりました。気づくと既に5分間隔で、しかもかなりの激痛ですぐ病院に電話をしました。

この記事の監修者
監修者プロファイル

助産師関根直子

筑波大学卒業後、助産師・看護師・保健師免許取得。総合病院、不妊専門病院にて妊娠〜分娩、産後、新生児看護まで産婦人科領域に広く携わる。チャイルドボディセラピスト(ベビーマッサージ)資格あり。現在は産科医院、母子専門訪問看護ステーションにて、入院中だけでなく産後ケアや育児支援に従事。ベビーカレンダーでは、妊娠中や子育て期に寄り添い、分かりやすくためになる記事作りを心がけている。自身も姉妹の母として子育てに奮闘中。
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5分間隔の陣痛に耐え続けた結果……

すると「初産なのでまだ様子見てください」と言われてしまいました。それでも私は「おしりも腰も砕けそうに痛いんです」と訴えると産院にきても良いと言われ、すぐに向かいました。産院に到着すると助産師さんに「初産は12時間かかるので」と言われなかなか診てもらえず、そのまま陣痛室に案内されました。しかもナースコールが遠いところにあり……。我慢し続けていましたが、痛みに気を失いそうになりました。

 

30分後、「さすがにおかしい!」と思った付き添いの母が助産師さんを呼ぶと、すでに頭の半分が出ていたのです。 もっと早く見てもらっていたら、早く苦痛から逃れられたのに…と思ってしまいました。

 

その産院では何度も「初産だから」と言われました。私も初めての経験で「そんなものかな」と思いましたが、もっと適切に説明してきちんと診てもらえるように頼めばよかったと思いました。そして、自分は先入観をもたずに人に接しようと思いました。

 

◇ ◇ ◇

 

初産の場合、陣痛が始まってから出産までにかかる時間は平均して12〜16時間程度が一般的です。ただし、個人差が大きく、数時間で生まれる方もいれば、数十時間かかることもあります。

 

陣痛の感じ方は、最初は間隔が長く、徐々に短く強くなるのが特徴です。初産の場合、経験したことのない痛みや不安により、進行具合が分かりづらいこともあります。このため、医師や助産師に早めに相談することが大切です。特に、痛みが強く感じられる場合や不安が大きいときは、遠慮せずに対応をお願いした方が良いでしょう。

 

著者:中村美子/女性・自営業/大学生2人と中学生のいる会社員。趣味は読書とスイミングです。

 

イラスト:さくら

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年8月)

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