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「保育士だから子育ては安心だね」周りからそう言われていたものの、実際に子どもが生まれると…?

私の仕事は保育士です。子どもが生まれてパパになると、「保育士だから子育ては安心ね」 と友人や知人から言われるようになりました。たしかにおむつ替えや子どもとの遊びなど、保育士としての経験が役立つ場面もあります。しかし、いざ子育てをしてみるとわからないことのほうがずっと多いと痛感したのです。そこで、いろいろと試行錯誤しながら夫婦で工夫をおこなうことに。今回はそのときのエピソードをご紹介します。

 

コミュニケーションは絵本の読み聞かせで

勤務時間の関係で、子どもが起きる前には出勤、帰宅するころには夕食を終えています。そのため、子どもとのコミュニケーションをとる時間は、子どもが寝るまでの1、2時間しかありません。

 

「おはよう」 「いただきます」、ごはんを一緒に食べながら「おいしいね」などのコミュニケーションがなかなかとれないので、子どもが寝る前の絵本の読みきかせではあいさつに関する絵本や食事に関する絵本を読むようにしています。

 

仕事が休みの日に感じる子どもの成長

私の妻は現在育休中のため、1日のほとんどの時間を子どもと一緒に過ごしています。子どものお世話をしている妻には感謝しかありません。妻のひとり時間を少しでも作れたらと思い、また、私自身子どもと過ごす時間が短いことから、休日には私と子どもだけで公園で遊んだり、ごはんを食べに行ったりします。いつの間にかお箸が使えるようになっていたり、すべり台の階段を登れるようになっていたり……。休日にしかできない子どもとの食事や遊びを通して、子どもの成長を感じています。

 

 

子どもの成長を記録して共有する

私と妻は、子どもの成長を記録するため、普段からスマホで撮影をしています。そしてGoogleフォトを活用して子どもの画像や動画を夫婦間で共有しています。

 

子どもが初めてつかまり立ちをしたとき、私は仕事中でその場にいなかったのですが、妻が撮影してくれた動画を見ることで子どもの成長をより感じることができました。また、妻と一緒に子どもの画像や動画を見返すことで、「このころはまだこんなに小さかったね」 「今はひとりで階段も登れるようになったね」 など、子どもの成長を同じ視点で喜べるのがうれしいです。

 

 

子どもの「初めてできた」 が積み重なるたび、何ものにも代えがたい感動を味わい、また親としても少しずつ成長しているのかなと感じています。保育士の経験があっても、親としてはまだまだこれから。これからも子どもと一緒に過ごせる時間を大切にして親子で一緒に成長していきたいと思います。

 

監修/助産師 松田玲子

イラストレーター/ムチコ


著者:斎藤 たかて

認定こども園で保育士をしているパパライターです。子どもは10歳、6歳、1歳の3姉妹を育てています。

 

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