米は1日1升消える!?
未就園児3人小学生2人とまだ子どもは小さいのですが、食事の時はみんなが競うように食べます。週末は家で3食食べるので、週末になると1日に1升の米がなくなります。焼きそばをすれば混ぜ合わせるのに手がつるし、うどんをすれば、10玉茹でても妻の分は残りません。牛乳は1日1パックの消費、卵を買うより鶏を飼おうかと検討し、作ったおかずはいつも食べきるため、冷蔵庫は2~3人用300L タイプで間に合っています。
寝かしつけは子どもたちで
親が添い寝で寝かしつけという概念はわが家にはなく、妹や弟の寝かしつけは小学生チームの担当です。就寝前は全員横一列に並んで「おやすみなさい」というあいさつの後、それぞれの布団に入り就寝します。子どもたちだけで寝ることができるので、溜まりにたまった家事を妻と分担して一気に済ませます。毎日が合宿そのものといった感じです。
靴下探しは神経衰弱!
洗濯物の量が凄まじく、乾いた洗濯物の中に人が隠れることができるぐらい大量にあります。7足分の靴下に関しては神経衰弱をするゲーム感覚! 合わないことも多く、諦めて洗濯かごに戻すので、翌朝、子どもたちが自分で発掘するスタイルです。未就学児は左右ちぐはぐな靴下をはいていることもありますが、みんなで笑い飛ばしてそのまま保育園に登園します。
ケンカは見守る!
わが家の兄妹ケンカには大人は介入しません。ケンカが始まると子どもたちが納得いくまでします。どうしても折り合いがつかず親に助けを求めてくるときは、他の兄弟の力を借ります。子どもたちだけで解決できるよう見守ります。
ケンカの最中に手が出てしまい手首が曲がらなくなったり、噛まれて内出血を起こし緊急で病院に走ったことは何回もあります。子どもが多くなるにつれ、外科にお世話になる回数が増えました。
大家族のわが家のスタイルは、大人は見守り役。家族みんなでよく笑い、よく食べ、よくケンカする。子どもたちで助け合い、大人もときには一緒に考え、少し離れた位置で観察しながら、合宿のような日常を楽しみたいと思っています。
著者:おのうえ たく
2男3女の父。趣味:読書、イラスト。サラリーマンとして働く傍らにぎやかで合宿のような大家族の日常を執筆中。