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「嫌われちゃうよ?」次女のわがままに苦言を呈する長男⇒腑に落ちない様子の次女に私が伝えたことは?

4人きょうだいの長男は当時高校生で部活も忙しく、下のきょうだいたちと遊ぶことはなかなかありませんでしたが、できるだけごはんはみんな一緒に食べるようにしていたわが家。長男はマイペースで、2歳差の長女はみんなのお世話をよくしてくれました。ある日の夕食のときに、長男から11歳離れた次女に対して、「このままだったら嫌われるよ」と話し出したのです……!

この記事の監修者
監修者プロファイル

助産師松田玲子

医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
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次女はわがまま?

長男と長女は2歳差ですが、長女と次女は9歳差で、その下に4歳差で次男がいます。上の子2人は初めての育児で余裕もなく、怒ってばかりの育児をしてきたせいか、わりとその場の空気を読んで対応します。

 

私としては、年が離れてできた下の子2人は上のきょうだいの協力もあり、育児の経験もあるので余裕を持って育てることができ、落ち着いて子育てができていると思っていました。

 

そんなある日の夕食のとき、長男が次女に「そんなわがままな性格のままだったら嫌われるよ!」と話し出したのです。

 

次女の性格は……

当時6歳の次女はまだ甘えたい時期ということもあり、自分のやりたいことや食べたい物を主張することがありました。

 

そのタイミングが周りの空気を読まず自己主張だけをするので、長男はそこが気になったらしく、「例えば、僕がせっかくきょうだいの分もドーナツを買ってきてあげて、食べたい物を選んだはずなのに、次女はひと口食べて『もういらない』と言ったり、みんなで何を食べるか話しているときに全然違う物が食べたいと言ったり、そういうのは何か違うんじゃないか?」と。

 

 

次女は理解できるかな?

長男は次女の気になったところを話し、「自分はそういうところが嫌いだから、もうやめたほうがいいよ」と。次女は腑に落ちない顔をしていたので、私がお風呂に次女と2人で入り、長男が言いたいことを次女が理解できるように話しました。

 

「まずは、人に何かしてもらったら『ありがとう』と感謝しよう。人に嫌な思いをさせてしまったら『ごめんなさい』と謝ろうね」と伝えました。

 

長男は次女が嫌いなわけではないけれど、嫌な思いをすることがあるから怒ったのだということを理解してもらいました。次女は「うん、わかった!」と言ってくれて、その後は自分の発言に気をつけているように感じます。

 

 

長男からすると、私たち夫婦が甘やかしている部分があるからじゃないかと思うようです。その点は私も反省し、まずは次女の態度に気をつけることにしました。次女はまだ自己主張をすることがありますが、その都度、一度話したことを思い出すように声かけをしています。長男のおかげで家族のなかで話すきっかけができてよかったです。これからも家族みんなで、お互いの良いところも悪いところも話し合っていきたいなと思います。

 

 

著者:松田みさと/女性・ライター。2004年生まれの長男、2007年生まれの長女、2015年生まれの次女、長男とは15歳差の2019年生まれの次男の2男2女の母。仕事をしながら子育てに奮闘中。現在はライターとして、自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています

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