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「もう頑張れない…」離乳食を食べない娘、育児に非協力的な夫に疲れ果てた私⇒前を向けた娘の行動とは

長男を出産したときは母も祖母もいる環境で子育てしていたので、困ったときはいつでも助けてくれました。しかし、再婚で2人目を出産すると、私も夫も両親と音信不通の状態に。子育てで頼れるのは夫だけという状況で、その夫も非協力的になってしまったのです……。

2月まっふさん4

 

 

2月まっふさん4

 

産後、最初は順調だったけれど……

娘は生後6カ月まではよく寝る子で、育児が大変だとはまったく思いませんでした。しかし、離乳食が始まったころ、ダシを取る、おかゆはお米から作る、小分けして冷凍保存するなど、本当にいろいろなことをがんばっていた私は育児に疲れを感じるように。

 

しかもちょうどそのころ、頼りにしていた夫は仕事が忙しくなり、育児に非協力的に……。私の“孤育て”が始まったのです。さらに、娘が1歳になった途端、今まで口にしてくれていた離乳食をまったく食べなくなったことも私に追い打ちをかけました。

 

 

離乳食を食べなくなったけれど…

おかゆにしても、おじやにしても、うどんにしてもまったく食べなくなったことで、焦りや不安に押し潰されそうになりながら離乳食を作る毎日。しかし、離乳食はひと口も食べないのにお菓子は食べるのです。ある日、私は離乳食を作ることをやめてしまいました。

 

その日は丸1日、娘はお菓子や果物のみで過ごしました。しかし、次の日まだ話せない娘は私のごはんを食べたそうにしています。そこで、おかゆを解凍してあげるとすごい勢いで食べ始めたのです。

 

おかゆを食べたことにホッとしたのと同時に、なぜだか涙がこぼれました。今思えば、視野が狭くなり娘のことしか見えていなくて、自分自身がいっぱいいっぱいになっていたのだと思います。もちろんそのころ、誰かに相談するなど考えられませんでした。

 

「孤育て」を少しずつ楽しめるように

このことがキッカケで私は気持ちがラクになり、初めて娘にレトルトやベビーフードを買って食べさせてみることに。すると、これが意外にも食べてくれたのです。それからは、あれもこれもしなきゃと思わなくなり、孤育てでも楽しく1日を過ごせるようになりました。

 

娘の離乳食をがんばり過ぎないこともそうですが、私や夫が食べる食事もレトルトや冷凍食品を使うことで、さらに気持ちがラクに。自分自身にゆとりができたことで笑顔でいられることも多くなった気がします。

 

 

頼れるのが夫だけの中、その夫にも頼れなくなって不安しかない孤育てでしたが、考え方を変えたことで気持ちがすごくラクになりました。大変としか思っていなかった離乳食を含めての子育てや家事を「楽しい」と感じられたのは私にとって大きな変化です。娘はイヤイヤ期真っ最中の3歳ですが、今でもがんばり過ぎずレトルトにお世話になっています。

 

 

著者:のろゆうこ/40代女性・ライター。結婚3回目にして幸せを手に入れた北海道出身ライター。息子を出産してから20年ぶりの出産を経て、現在は娘をワンオペで育てている。おいしいものを食べ歩くことが大好き。

作画:まっふ

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています

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