寝返りやハイハイ、つかまり立ちや歩き始めといった赤ちゃんの成長は、ママ・パパにとってうれしいことですよね。
うちの子はハイハイのころ、掃除機を使っていると追いかけてきたり、1階のサッシから外に出ちゃったりと驚かされました。そんな成長に合わせて出てくる、ケガや事故から赤ちゃんを守るためにやっておきたいことをお伝えします。
寝返りが始まる前にやっておくこと
赤ちゃんの寝返りが始まる前に、ベッドの柵はいつも上げておくクセをつけましょう。赤ちゃんがベッドから落下するのを防ぐためです。まだ寝返りができない仰向けのままでも、足を使ってずりずりと進んでいったり、手を伸ばして周りの物をつかもうとしたりします。
また、よだれが増えてくる子も多く、赤ちゃんは何でも口へ持っていきます。危ないものは赤ちゃんの周りに置かない、こまめに掃除することを心がけたいですね。
ハイハイの前にやっておくこと
ハイハイが始まったら、まず台所が要注意スポットです。低い位置の引き出しや扉は赤ちゃんにとって1度はハマる探検場所となります。漂白剤や洗剤など、危ないものは高い場所に移動し、小さいものなどは片付けて誤飲を防ぎましょう。
興味があるものに突進していく赤ちゃんは、玄関から落っこちることも。扉に指を挟む危険もありますね。赤ちゃんが危険な場所にいないか注意したいものです。
ハイハイで動けるようになった赤ちゃんとは、かくれんぼ遊びやハイハイ競争をして遊んであげましょう。動き回るので、おむつはズレにくいパンツタイプがおすすめです。
ハイハイ上級者はよじ登ることも!?
歩き出す前に、イスやテーブルの上に登ってしまう元気な子もいます。ソファーやテーブルに布をかけている場合は、布をつかんでそのままズルッと落ちてしまうことがあるので危険です。
うちの子はテレビ台に乗ったり、イスをひっくり返したり、自分で降りられないのにテーブルに登って「降ろしてー」と訴えたりの繰り返しでした。可能であれば、階段などの前にはベビーサークルをつけ、家具の角にはクッション材をつけておきましょう。
わが子は、台所で新聞のチラシを口に突っ込んで、よだれを含んだ塊がのどに詰まりそうになったこともあります。成長すると、徐々に危ないものを認識するようになるので、それまでは目を離さずに過ごしてくださいね。(TEXT:斉藤あや)