3人のお産で私が気付いたのは、陣痛はある程度制御できるということ!そう、冷静になれば陣痛はコントロールできると私は信じています。忘れようとしたら陣痛は遠のき、痛みを積極的に感じたら、どんどん陣痛は進みました。陣痛を感じつつ逃し続けるのが、私が気付いた楽々お産のポイントです。
助産院のように自由な体勢で!
私は3人ともリスクを恐れて病院で産みましたが、助産院での出産は魅力に感じていました。助産院のよさを聞くと、自由な体勢をとれるということ。ならば、可能な限り病院でも自由に過ごすことができたら、と思っていました。
私は結果的には陣痛の間は家で過ごしていたので、トイレに行ったり動き回ったりと自由に過ごしていました。今から思うと助産院で産むよりリスキーなことをしたのですが、病院でも自由に動いていいか確認するといいと思います。
ひたすら陣痛をがまんがまん!
2人目のお産のとき、陣痛は予定日よりも10日も早くやってきました。私の心の準備はできておらず、「これは前駆陣痛」と自分に言い聞かせていました。
痛くても気が付かないフリ、痛みが激しくなると、ふーーーーっと口から息を吐いて痛みを逃す。長時間、そうやって過ごしていました。そうやっているうちに赤ちゃんがゆっくり降りてきて、体の準備も整っていたのだと思います。
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ひたすらがまんして、丸1日。「これは前駆陣痛ではなく、やっぱり陣痛だ!」と気が付き、病院へ。到着と同時に破水、分娩台に乗ると医者の到着を待ち、あとはいきむだけ。フンっと一度いきんだだけで、次女はスポンと出てきてくれました。
体がゆるみきっているので、赤ちゃんが出てくる痛みはありませんでした。こんなに楽なお産ってあるのかな、と自分でもびっくりしました。
お産が楽だったので、産んだあとも体力が残っていて元気いっぱいでした。私の場合、ポイントは陣痛をガマンするとき、自分がいちばん楽な姿勢をとることだったようです。(TEXT: 泉裕子)
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。