寒い時期はトラブル増加!意外と知らない冬授乳のたった1つのポイントとは?

助産師・国際ラクテーションコンサルタントの榎本さんが、冬のおっぱいトラブルについて教えてくれました。冬ならではのトラブルの原因…ご存知ですか?

この記事の監修者

助産師榎本美紀
国際ラクテーションコンサルタント・おむつなし育児アドバイザー

2001年に助産師免許取得後、杏林大学医学部付属病院・さいたま市立病院・順天堂大学練馬病院の勤務を経て、2013年に埼玉県さいたま市に訪問型の助産院「みき母乳相談室」を開業しました。病院勤務での経験を元に、母乳育児支援の国際ライセンスである国際ラクテーションコンサルタントとして、地域の母乳育児を支援しています。訪問時の相談は、母乳だけではなく離乳食や抱っこひも、スキンケア、寝かしつけなど多岐にわたることも。また、おむつなし育児アドバイザーとして、トイレトレーニングなどの相談も受けています。自身も一児の母として奮闘中です。

授乳トラブルイラスト

 

おっぱいの様々なトラブルの原因に、身体の冷えがあります。寒い時期は特に影響が出やすいため、身体の冷えによる乳房トラブルや母乳分泌への影響、対処方法についてお話ししていきます。

 

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寒い時期に母乳分泌アップ・しこり解消をめざすなら、まずは身体の冷えを改善させよう

母乳分泌をアップさせるには、おっぱいを頻回に吸ってもらうことが大切です。しかし、頻回に赤ちゃんに吸わせても母乳量がなかなか増えてこないママもいます。その場合、冷えや肩こりなどの身体の血液循環が良くないことが原因な場合があります。 母乳分泌というと乳房のケアやマッサージに注目しがちですが、首や肩・肩甲骨周りの血液循環を良好にして、ベースを整えることも大切です。母乳は元々血液からできており、運動やマッサージで、肩周りの血液循環を良くすると、乳房・乳腺への血流量が増えて母乳量の分泌アップにつながったり、おっぱいのトラブルが改善されることも多いです。特に肩甲骨を良く動かして血液循環を良くすると良いでしょう。

 

寒い季節に多い白斑。原因の一つは身体の冷え?

白斑とは、乳頭にある母乳の出口の乳口に皮膚が被って塞いでしまっている状態です。乳頭に平らな白い点のようなものが見えたり、水膨れのように膨らんでいる場合もあります。これによって、乳口が塞がれてしこりになったり、母乳の鬱滞が続くと乳腺炎となってしまいます。 原因ははっきりとしていないのですが、赤ちゃんが乳首を浅くくわえることにより乳首への圧迫がかかってしまうことが原因といわれています。 そして、もう一つの原因としては、身体の冷えがあるといわれています。実際に白斑の相談が集中するのは冬の寒い時期です。 白斑ができてしまったら、ラノリンや馬油などの保護クリームを塗って乳口にかぶっている皮膚を柔らかくして開通させやすくします。角度を変えながら赤ちゃんに深く吸ってもらうようにしたり、乳首を色々な方向から圧迫して母乳が出てくる勢いで内側から開通させるようにしましょう。悪化する場合があるので、自宅の縫針などを刺して穴を開けたり、爪で引っ掛けて無理にとるのはやめましょう。

 

身体を温めて、トラブルを予防しよう

身体が冷えやすいこの寒い時期に、試して欲しいものはこちらです。

 

・肩周りのマッサージをする(特に肩甲骨周り)

・肩甲骨周りを動かす(肩甲骨を寄せる)運動をする

・首や肩にホットパックや温タオルをあてる

・両側の肩甲骨の間にホッカイロを貼る

・靴下やレッグウォーマーをはく

・温かい飲み物をとる

・湯船につかったり、足浴をする   

など

 

 

寒い時期は、おっぱいのトラブルも多くなります。身体を温めて予防していきましょう。

 

 

 

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