そのままにしておくと、夫は帰って来るなり「本当気が利かないよね。1日家にいるんだから組み立ててくれてもいいじゃん」と相変わらず主婦を軽視する発言をした。
そして、明日には椅子も届くという。自分の趣味用の大きな家具を無断で買っておいて、その費用は「家計からでしょ」と言いだして、ひと悶着勃発することに!
「顔で選んだ夫がモラハラ夫だった話」第56話
「引っ越しはモグちゃんがしたいって言ったんだから、そこに掛かったお金は我慢すべきじゃないの?」
引っ越しを希望したのはモグさんのわがままだから、引っ越し費用はモグさんの娯楽費だと、事あるごとに言われる。
家具の代金を払ってほしいと伝えると急に不機嫌になり、怒鳴って財布を床に投げつけた。
「いちいちうっせぇな! 金が必要ならそこから取れよ!」
財布を手に取ると夫は「本当に取るのかよ」という顔をしていた。
家具の金額は「2万円いっていない」と聞いていたから、足りないとわかっていたけど財布から1万円をもらった。なのに後日請求を見ると2万5千円……彼を信じた私がダメだった。
荷解きをしない夫と引っ越しするのはすごく大変だったけれど、こうして無事(?)に引っ越しは終わったのでした。