43歳で腎がんになった話 ~第12話~
入院の説明を受け、セルフヘアカットも済み、コロナ感染による手術延期におびえながらも、ついに入院当日を迎えました。
入院受付を済ませて病室へ移動し、部屋の説明を受けてから検温・採血などします。
付き添ってくれた旦那も、コロナ対策のため長居できない決まりのため、早々に退出。
早速のお昼ごはんを平らげてのんびりしていると、主治医先生が病室に降臨されました。
来賓祝辞かっていうくらい、素敵な口上!!
心のいいねボタン連打です。
手術について、不安や質問はないですかと聞かれたので、聞き忘れていたことを聞いてみる。
腎臓全摘と聞いてますが、副腎も取るのですか?
「副腎は残す予定です。それから、取った腎臓の細胞を詳しく検査します」
ということは、私のがんがどういう種類の腎がんかも、検査が終わらないとわからないということですか?
「おっしゃる通りです。検査の結果は1〜2週間みてください」
そうか〜。
無事に腫瘍を取っても、これで終わりでないことはわかっていたけど。
最初の病院の先生が「見た目が珍しい」って言っていたことが引っかかっていて、少し不安。
そして、主治医先生、
そんなことある?と思ったけれど。
たしかに、これから左の腎臓だけを頼りに生きてかなきゃいけないのに、うっかりいいほうを取られたらたまんないもんね。
しっかり書いてもらいます。
病室に流れる奇妙な時間……。
ちょっと……ほわほわしてしまいました(伊之助風)。
手術前の緊張による吊り橋効果なので、お許しください。
そして、次回はいよいよ手術室へ。
監修/窪田徹矢先生(くぼたクリニック松戸五香院長)
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