43歳で腎がんになった話 ~第11話~
手術前検査もすべて終わり、あとは手術を待つのみとなりました。
とその前に、思い出した話を描きたいと思います。
ちょっと今回の内容、ご気分を害されたらごめんなさい……。
手術前検査と同時に、入院説明を受けました。
事前に渡されたたくさんの同意書や、家族や自分の病歴を書いた紙を提出し、看護師さんから入院と手術に関してひと通りの説明を受けます。
とそこで、ちょっと気になっていたことを聞いてみる。
「剃毛って、自分でしてもいいんですか?」
すると、ガッキーを女芸人にしたような雰囲気の看護師さんが
と、力強くおっしゃった。
そ、そっか……。
実は、剃毛に関しては手術経験のある先輩方に事前に聞いたところ、
1.自分で事前に剃ったからやってもらわなかった
(子宮筋腫腹腔鏡手術先輩)
2.緊急手術だったのでやってもらうしかなかったが、すべての毛という毛を処理され、その間はただ心を無にして耐えた
(腸閉塞開腹手術先輩)
ということだったので、できれば自分でトライしたいと思っていたのです。
でもそうか……。たしかに、手術前にデリケートゾーンに傷でも作ったら、迷惑かけるし……。
と、諦めかけていたところ。
もう、こうなっては仕方ない。
衛生面においても、やったほうがいいはず!
そして、フロントの一部のヘアだけをなぜか残し(躊躇した)、細心の注意を払いつつできる範囲でカット!
結果……
超・快・適!
もっと早くやればよかった…!
エステでする勇気はないけど、将来的にセルフで痛くなく脱毛できるようになったら、ぜひやりたい!
(脇などはワックスでやりますが、デリケートゾーンは怖いので)
新しい扉が開いた気分です。
そして、入院当日に剃毛に来てくれた看護師さんに、「自分でやってみたんですけど……」と申し出ると、
「そうなの〜!? じゃあ、もう少しやる必要があるかどうか、今見せていただいていいです?」
と言われ、見てもらう。
なんか……やりすぎたようです。
次回は、入院初日のことをお伝えします。
監修/窪田徹矢先生(くぼたクリニック松戸五香院長)
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
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