おばさんは、初対面である星田さんの気持ちを考えることもなく、「おっぱいは済んどるんか」「なんや紙おむつかいな」と育児を否定するかのような言葉をかけてきました。
ご近所さんのまさかの行動に混乱し
嫌な予感がした星田さん。さっさと手伝って早めに家に戻ろうとしたのですが、「あんたはええよ、家帰っときぃ」「こん子はあたしらが借りとくし」と宣言されて……。
「ちょ……ちょっと意味がわからないんですが……」
困惑する星田さんに対し「かわいい赤ん坊、独り占めはズルイやろ」と謎理論で返してくるおばさん。
それでも「困ります!」と言うと、「何やもう。しつこいなぁ!」と息子を抱いてスタスタと立ち去ってしまったのです!
おばさんは、家の裏の並びに住んでいる野崎さんという人とのこと。
さらに隣人の福島さんまで「年寄りの頼みは聞いといたらええんよ〜」と言い出しい出し、星田さんは1人家に戻されてしまいました。
助けないと……。にぃくんが……連れ去られた……。早く行かなきゃ、でも……。
心の大半は、「母親として助けなければ」と思う使命感が占めている。
でも、開放感に似た感情もあることに気付いてしまった星田さんは、なんとか支えてきた心の柱が一瞬で崩れ落ちたように感じ、動けなくなってしまったのです。
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前の話を読む4話
「子どもは借りとくから帰って」え? 意を決して参加した町内行事で突然息子を奪われ… #隣人に生後1カ月半の息子を拉致された話 4
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次の話を読む6話
「こんなお母さんでごめんね」拉致された息子を助けようと、家を出るとまさかの人物が現れ… #隣人に生後1カ月半の息子を拉致された話 6
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最初から読む1話
「え、あの人は何者…?」ほぼ面識のないご近所さんに息子を連れ去られ… #隣人に生後1カ月半の息子を拉致された話 1
産後うつで母子を離した方がいい時はきちんと診断が出て、病院とか親元に一時預かりをお願いするのはわかる。
でも出会ったことのない一般人だとねぇ…。
マジで拉致やん。なんかあったらどう責任取るのさ。
即刻大声出して引き止めて、旦那と警察を召喚してもいい案件だろうな。
でも、複雑な感情だったんですね💨
自分では気づいてないぐらい周りから見たら追い詰められてたのか…