「嫌だなぁ」初めて聞く娘の本音。胸が痛くなりつつも、返した言葉は…

「口唇口蓋裂ちゃん、育ててます」177話は、前回に引き続き、歯科矯正治療についてのお話です。くぴこちゃん専用の矯正器具が完成したのはいいものの、矯正器具をつけての生活がスタートします。すると、ある日くぴこちゃんの口から本音が飛び出して……!?

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慣れない矯正器具に娘の本音が…!

新しい治療のため、矯正装置をつける生活が始まりました。
 

日中は特に変わりはありませんでしたが、夜になると鼻にはレチナ(※1)とそれを固定するテープ。口の中には矯正器具、お顔にはワイヤー状のフェイスマスクといろいろとつける必要があります。

 

そしてそんなある日、娘がひと言呟きます……。

 

(※1)レチナ:鼻の形を維持する目的で使用するシリコン製の装具。

jeniko177

 

jeniko177

 

ぽつりぽつりとうなだれながら、わずらわしい装置に対しての本音を呟きますが、それでも歯科矯正の先生の説明が丁寧で娘にもわかりやすかったこともあり、子どもながらに矯正装置をつける意義を一生懸命納得させているようでした。

 

今まで言われるがままだった娘の治療に対する言葉を聞き、胸が痛くなります。

 

しかし、それは初めて聞く娘の治療に対する本当の気持ちでした。

 

jeniko177

 

口唇口蓋裂の治療に対する初めての娘の本音。
 

今までも十分頑張ってくれている娘に、治療の理由を説いたり、無下に応援するのではなく、まずは娘の気持ちを受け止めることが大切だと思いました。

 

jeniko177

 

胸は痛みましたが、娘が自分の気持ちを正直に教えてくれたことに安心しました。

 

直接の解決に繋がることは少ないかもしれませんが、治療における娘の本当の気持ちがちゃんと吐き出せるように、娘の言葉や思いを否定しない、それは今でもとても大切にしています。
 


2013年生まれの長女くぴこは「口唇口蓋裂」ちゃん! この記事が、口唇口蓋裂についての理解につながり、ひとりでも多くの親御さんの励みになりますように。

 

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。


監修/助産師REIKO

 

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    この記事の著者

    マンガ家・イラストレーターじぇにこ

    1986年生まれ愛知県在住。2013年生まれの長女と2017年生まれの次女、二児の母。デザイン学校卒業後、社会人経験を経てお絵かき主婦へ。 口唇口蓋裂や夫婦のこと、日々の育児で翻弄される様子を絵日記ブログで公開中!

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