冬の在宅勤務は立ち上がるのもおっくう
コロナ禍になってから、私は在宅勤務の機会が多くなりました。わが家には私の部屋はなく、リビングダイニングの一角にパソコンを置いて仕事をしています。
ある冬のこと。冬場はエアコンをつけているものの職場ほど暖かくはありません。足元にパネルヒーターを設置したおかげで暖かくはなりましたが、立ち上がって何かをするのが一層寒く感じて、とてもおっくうになりました。
次第に飲み物を取りに立つのも面倒になり、水筒にお茶を入れて机に置くように。日中はほぼ座りっぱなしで仕事をすることが多くなっていました。繁忙期には昼を食べる暇もなく、机の近くに置いたナッツやチョコレートのみでお昼を過ごす日もあったほどで……。
トイレのタイミングを逃したまま会議に突入!
生理中で在宅勤務だったある日のこと。その日はお昼過ぎにオンライン会議の予定が入っていました。会議の前にはいったんトイレに行っておかないとと思いつつ、仕事は山積み。あと少し、あともう少しだけ……とパソコンに向かっていると、気づけばもう会議が始まる時間!
仕方なくトイレは諦めて、結局朝から一度も席を立たないままオンライン会議に入りました。
トイレに立つタイミングもなく、画面をオフにできる雰囲気でもなく、会議が1時間を過ぎたころ、だんだんおしりに嫌な感覚が……。
座りっぱなしで過ごすのはやめようと痛感
お昼過ぎに始まった会議は午後3時ごろにようやく終了! トイレにも行きたいし、経血漏れの嫌な予感がしていて、急いで席を立ってみると……やっぱり椅子のクッションに経血のあとが! もともと経血漏れをしたことはなく、初めて経血漏れでショックを受けてしまいました。
結局寒いなか服とクッションを洗うはめになりながら、これが職場でなくてよかった、椅子にクッションを敷いていてよかった、といろいろな思いが巡りました。何より、全然トイレに行かなかったことと、ずっと座りっぱなしだったのは良くなかったなと痛感。
職場にいるとなんだかんだと席を立つ機会は多く、もちろん生理中は経血漏れにも気をつかってトイレにも頻繁に行きます。在宅だと本当に座りっぱなしで、改めて全然動いていなかったことを実感することとなりました。
これからは在宅勤務中も経血漏れに油断せず、面倒くさがりをもう少し改めたいと感じた出来事でした。職場にいるときのように、適度に椅子から立って動くことは健康のためにもいいと思うので、座りっぱなしになりすぎないよう気を付けたいと思います。
著者:よっちゃん/女性・主婦
イラスト:すうみ
監修:助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
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