さっそく診察室へ。すると医師は……。
え!? 消えてる!?
いつもより大きな血の塊が出たので医師に診てもらった鳥野さん。赤ちゃんは無事でした。そして「あれっ!?」と医師。
血腫が消えていたのです。24週になって一気に排出されたことがわかりました。
「もしかして出血や腹痛が止まる!?」
と鳥野さんは期待しました。すると医師は、
「断言はできないわね。でも、ずっとあった血腫が消えたし早産の確率は少し下がったんじゃないかしら」
と言います。
鳥野さんは大喜び。
その後、実際に出血や腹痛が治まり、鳥野さんはMFICUから一般病棟に戻ることになりました。
◇ ◇ ◇
MFICUとは「母体胎児集中治療室」のこと。血腫が排出されたこともあり、一般病棟に戻れるようになった鳥野さん。喜ばしいことですが、鳥野さんはつわりなどの症状もあったので大部屋への移動がつらかったと言います。つわりの症状も早く治まると良いですね。
監修/助産師REIKO