母乳育児でも生理は来る！本格再開は産後1年前後が目安

 

産後、しばらくは生理が来ないママがほとんどです。子育ては大変ですが、一時的に生理の不快症状から解放されます。

 

一般的には母乳育児のママのほうが生理再開は遅い傾向ですが、赤ちゃんが産後6カ月～1年の間で生理が再開するママが多いようです。

 

 

母乳を作るために分泌されるホルモンが排卵を抑制するため、「授乳中は生理がこない」といわれることもあります。しかし、生理の前には排卵があります。生理が来ていないからと安心していると、排卵していることに気付かずに妊娠したということも。

 

次の子をすぐに望まないのなら、避妊が必要です。逆に、すぐ次の子を望むなら間をあけない方が授かりやすいそうです。先の子の妊娠・出産で、ママの体が赤ちゃんを育てやすい環境になっているためだそうです。私の友人は高齢出産だったことから、この方法で2児を年子で出産しました。

 

 

産後1年未満で、授乳中でも生理が再開することがあります。私は、赤ちゃんの離乳食が進んで、母乳を飲む量が減ったときに一時的に生理が再開したことがあります。

 

しかし、その後に赤ちゃんが感染症にかかって離乳食が食べられず、母乳ばかり飲むようになって、また生理がストップしました。

 

結局、1歳4カ月で本格再開しましたが、授乳中は生理が不規則になりがちです。来たり来なかったり、また、次いつ来るのか読めない、という状態が続きます。

 

 

生理再開後の母乳の味の変化について、はっきりしたことは分かっていません。ただ、わが子2人は生理再開後も勢いよく、ごくごくと母乳を飲んでいたので味が激変するものではないと思われます。

 

ママの食べたものによっても味は常に変化するので、あまり神経質になる必要はないようです。また、「産後は生理痛が軽くなる」という説ですが、子宮口が狭いことで生理痛を起こしていたタイプの人は、産後に子宮口が広がっているために生理痛が軽減するようです。

 

 

授乳中の生理再開は煩わしいこともありますが、ママの体が出産のダメージから回復してきた、というひとつの目安になります。もし、赤ちゃんが1歳半を過ぎても生理が再開されない場合は、1度病院で相談してみましょう。（TEXT：伊川遥）

 

 

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