前回、医師に「左胸のしこりを検査した結果、乳がんと判明しました」「この病院では手術できないため、転院先の病院を選んでください」と、がんの告知と同時に病院の選択を迫られたあり子さん。大きくショックを受け混乱するあり子さんですが、病院を選ばなければならず……。
※作品内ではマスクを省略して描いています。
病院選び
※ホルモン療法…薬剤を投与し、女性ホルモン(エストロゲン)の作用を低下させ、がん細胞の増殖を抑える治療法。
※抗HER療法…がん細胞の増殖を促進するタンパク質「HER2」を、ピンポイントに攻撃する抗がん剤を用いた治療法。
※化学療法…抗がん剤を用いた治療法。
このとき、医師に「治療のために通院する必要がありそうなので、自宅から通いやすい病院がいいかもしれませんね」と言われたあり子さんですが、どのような治療をするのか、まだ具体的なイメージが湧かなかったそうです。
A病院とB病院(どちらも自宅から1時間くらい)で迷い、夫の助言もあり、実家近くのA病院を転院先に選んだあり子さん。結果的にこの判断は正解で、化学療法(抗がん剤投与)をしたあとはフラフラするため、一旦実家で休んでから自宅に帰ることが多かったそうです。
がん治療をする上で、通院距離も大切なのですね。
医療監修/天神尚子先生(三鷹レディースクリニック 院長)
※この漫画は実話に基づいた体験談であり、ベビーカレンダー編集部を通して、婦人科医の監修を受けた記事です。ただし、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
前のお話:「治療は別の病院で」ええ〜!?大パニックで何も考えられなくて… #乳がんが告知された日 3
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