今回ご紹介するのは、大学生のちづこさんのケース。大学生だった彼女は、バイト仲間との飲み会に行きました。その帰りのこと。「女の子1人では危ないから」先輩に、家まで送ってもらうことになったのですが、飲み物を服にこぼしてしまいました。すると「シミになるから洗ってくる。早く脱いで!」という先輩の言葉に促されるまま、服を脱いでしまい、そのまま先輩と関係を持ってしまいました。朝になり、してしまったことの重大さに気づいたちづこさんは、緊急避妊薬を処方してもらおうと、婦人科を訪ね……。
緊急避妊薬を処方してくれた医師からは「緊急避妊薬は強い薬ですから、吐き気や倦怠感が出ることがある」と説明されたちづこさん。副作用がない人もいると聞いてはいたものの、ちづこさんには、激しい吐き気が……。そのつらさを感じつつも、「酔っていたとはいえ、ムードに流されてしまった」ということを後悔します。そして、甘かった自分についても反省するのでした。
緊急避妊薬の処方で妊娠は回避できたちづこさんですが、避妊具なしの性行為は、性病感染のリスクがゼロではありません。そして、もし行きずりの相手との性行為で、性病に感染していたとしたら、今後、大切な人にうつしてしまう恐れだってあるのです。
自分の身を守ること、そして大切な人の身を守ること――。これらを一番に考えていきたいですね。
原案/星川ちづこ
作画/小出ちゃこ
監修/助産師REIKO
ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように!
-
前の話を読む3話
「服が乾くまで…」酔って正しい判断ができず、一夜を共に… #緊急避妊薬リアル体験談 3
-
最初から読む1話
「女の子1人は危ないよ」飲み会帰り、先輩に送ってもらい… #緊急避妊薬リアル体験談 1