「冬の瓜」と書くのはなぜ?「冬瓜」は夏野菜!
冬まで保存できるから
「冬」という文字から冬に採れる野菜かと思われがちですが、夏が旬の「冬瓜」。保存が利き「冬までもつ」ことから、冬瓜と呼ばれるのだそう。
スーパーではカットされているものが販売されています。実際、私も丸ごとそのままのものを店頭で見かけたことはほとんどありません。それもそのはず、冬瓜は大きいものだと10kgを超えるそうです。
水分を多く含んで低カロリー
冬瓜は全体の約95%が水分で、カロリーは低く15kcal/100gです。免疫アップや紫外線対策に良いビタミンCの他、むくみ解消・高血圧予防に効果的なカリウム、糖や脂肪の吸収を抑えるサポニンという成分も含まれており、ダイエットに効果的な野菜なんです。
下ごしらえ済みの冷凍「カット冬瓜」が便利
業務スーパーで人気の冷凍野菜コーナーに、冬瓜が販売されています。500g入りでカット済み、軽く湯通ししてから冷凍されています。
自分で一から調理するとなると、大きくて固い皮をむくために大きなまな板を準備して、厚い皮をむきワタと種の部分を取り除いて食べやすい大きさにカットする……という工程が必要。
これらの手間が一気に省けるので、とにかく便利です。
また冬瓜は一度皮をむいて包丁を入れると、冷蔵庫で2、3日しかもたないので早く消費しなきゃと焦ってしまいます。業務スーパーの冷凍冬瓜なら、使いたい時に使いたい分を取り出して、冷凍のまま調理ができます。こんなに使いやすいのに、税抜き178円という価格にも驚きです。
次章では冷凍冬瓜を使ったおいしいメニューを紹介します。
「カット冬瓜」のおいしい活用法
活用法その1:煮込んでとろとろに
さっぱりとした淡泊な味わいの冬瓜は味が染み込みやすく、煮物に最適。だし汁、酒、みりん、しょうゆで味つけしてコトコト煮込めばとろとろ食感がたまらない一品に。鶏肉やツナ、ベーコンなどと一緒に煮込むとそれぞれのうまみが染み込みます。コクがあり、わが家の子どもたちもお気に入りのメニューです。
活用法その2:豆腐の代わりに!麻婆冬瓜
麻婆豆腐が食べたいけどもう少しあっさりさせたい、というときにおすすめの麻婆冬瓜。みずみずしい味わいでありながらビタミンを補給してくれる冬瓜と、ピリ辛テイストで食欲増進の麻婆。夏バテ予防にもピッタリのおかずです。
活用法その3:スイーツにも!冬瓜のコンポート
冬瓜は料理だけでなくスイーツとしても楽しめます。水に砂糖とレモン果汁を少々入れて7、8分煮込みます。火を止めて容器に移し、粗熱が取れたら冷蔵庫で冷やして完成!
砂糖の代わりに、業務スーパーで販売されいてるアガベシロップなどの天然甘味料を使えばよりヘルシーに。低カロリーでさっぱりとした、暑い夏にクールダウンできるスイーツです。
まとめ
あまりなじみのない野菜だった冬瓜。使ってみると癖がなく、柔らかくおいしい野菜で使い勝手も抜群でした。気になる方はぜひ、コスパが良く時短調理できる業務スーパーの冷凍冬瓜をチェックしてみてはいかがでしょうか。
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【久野さんからのアドバイス】
冬瓜は、不溶性食物繊維と水溶性食物繊維の比率が2:1に近く理想的なバランスです。食物繊維を理想的なバランスで摂取することで、便秘改善が期待できます。食事にうまく取り入れて、腸内環境の改善を目指しましょう。
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著者:舞
コストコ・カルディ・業務スーパーマニアの3児の母。学生のころから続けているバレーボールを今でも継続中。家事・育児に追われながらも、なるべく体を動かし健康・若さを保つべく日々奮闘中!