はたして、いくらさんは……!?
呼吸法を教えてください…!
陣痛の痛みに耐えていたいくらさんでしたが、陣痛が約3分間隔になったとき、ついに我慢の限界がきてナースコールをしました。
そして「た……っ!」と言いかけましたが、言葉を飲み込みました。本当は「助けて」と言いたかったけれど、陣痛中、「絶対助けてって言わないでおこう。大丈夫と言い聞かせて集中しよう」と決めていたことを思い出します。そして来てくれた助産師さんにとっさにこう言いました。
「呼吸法を教えてください」
いくらさんは助産師さんにソフロロジー呼吸を教えてもらい実際に試してみることに。そして、子宮口をみてもらうと3.5㎝。まだまだ長い戦いに先が思いやられました……。
そんななか、夫は仕事を終えバタバタと準備をして、いくらさんの地元へと向かっていました。
◇ ◇ ◇
助産師さん曰く、ソフロロジー分娩の特徴といえば、「陣痛のとらえ方」にあるといいます。陣痛を「赤ちゃんに会うための大切なステップ」で、痛みは「エネルギー」であると、ポジティブにとらえることで、陣痛の際に痛みを受け入れリラックスしてお産ができるのだとか。いろいろな出産方法があるので、自分に合った出産方法が見つけられると良いですね。
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監修/助産師REIKO