「家族揃って食事をしたいだけなのに」何度訴えても夫は帰ってきてくれず…

私はフランス人の夫と結婚して4年目。2人の子どもをもうけ、フランスで暮らしています。私が育った家庭では、食事をするときは家族みんな揃って食べることが当たり前でした。しかし、夫は家の外で畑仕事やDIYをしていると作業に没頭し、家族一緒に食事をしたくてもできなくて……。

「家族で食事をしたいのに」帰ってこない夫。何度もお願いしてもダメで…

 

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まったく帰ってこない夫

夫は普段、仕事をしていて、休みの日になると冬の暖房用の薪割りや畑仕事、DIYなどをやってくれています。ただ、結婚する前から、何かの作業に没頭すると、区切りがつくまで延々に作業をし続けるタイプでした。

 

そのため、食事の時間になり、家の敷地内で作業をしている夫に声をかけてもまったく帰ってきません。せっかく作ったおかずも冷めてしまうし、私が「子どもに、家族揃って食事をすることの大切さを教えたいから帰ってきて!」と言っても、最初のうちこそ意識して帰ってきてくれるのですが、3日坊主で終わってしまうのです。

 

私が育った環境では…

私が育った家庭では、子どもたちで食事のセッティングを手伝い、家族みんな揃ったら食事をはじめていました。そして、今日の出来事やその日の食事のメニューについて家族で会話を楽しんでいたのです。

 

それから大人になり、独身時代にひとりで食事をすることをとても寂しく感じた経験から、私は「家族揃った食事の時間」の重要性を改めて感じるように。そして「自分の子どもができたら、家族揃って食事をする習慣を続けていきたい」と思っていたのです。

 

しかし実際には、夫はなかなか帰ってこない……。「子どもたちと一緒にごはんを食べてほしい!」と私は何度も夫に訴えました。

 

私の夫だけではなかった

そんなある日、同じ幼い子ども2人を育てているママ友の家に用事で伺ったとき、あることに気づきました。ママ友の夫がDIY作業に没頭している中、夕飯の時間になってもママ友は夫を呼ばず、子どもに食事を食べさせはじめたのです。また別の家庭では、途中から食卓に加わる夫の姿も。

 

さまざまな家庭の姿を見て、私は次第に「こういう家庭もあるのか」「私が育った家庭がすべてではないんだ」と思うようになりました。

 

夫も、没頭すると時間を忘れてしまうだけで「子どもと一緒に食事をしたい」という気持ちは持ってくれており、それまでつけていなかった腕時計をつけ、時計を見る習慣をつけるなど努力してくれていました。そんな夫を見て、私は何度も言うことをやめ、夫を見守っていくことにしたのです。

 

 

私は「家族が一緒に食事をする」ことは当たり前の習慣だと思っていました。しかし、実際は私の生まれ育った環境が当たり前ではないということに気づかされたのです。国にかかわらず、生まれ育った環境が違う2人が一緒に生活をするのだから、ある程度妥協をしながら夫婦で話し合い、新しい家族の形を作っていくことが大切なんだと感じました。

 

著者/岩見エリ
イラスト/ののぱ

 

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