「理由があるなら話して」かたくなに謝罪を拒否するフミヤに、フミヤの母が再び話しかけても、フミヤは涙を流しながらうつむいてしまって……。
何も言おうとしない息子の態度にしびれを切らしたのか…
「おい、このやり取りなんなんだよ」
「ケガしたのは、モリオのほうなんだぞ」
バンッ!と机を叩き、モリオくんの父親はさらに息子を責め立て始めます。
「どんな理由であれ手を挙げたほうが悪い!!」
「モリオが怖い思いして学校に行けなくなったりでもしたら、どうしてくれるんだよ!!」
「しかもあの傷は振り回した傷じゃないぞ!!」
「刺しただろ!!」
えっ……!?
刺したと言い張るモリオくんの父親の言い分に、フミヤの母は衝撃を受けたのです。
理由はどうであれフミヤが悪いと、キツく責め立てるモリオくんの父親。もし皆さんがモリオくんのような保護者と話し合いうことになったら……どう対処しますか?