わが子と過ごす、久しぶりの平穏な日々
私が仕事をしていたころの掃除機をかける頻度は、週末1回でした。しかし、子どもを産んでからは「きれいなお部屋に保つため、せめて3日に1回は掃除したい」という思いがありました。
下の階へあいさつに行って、お互いに騒音やクレームについて謝りました。無事に和解でき、「勇気を出して行ってよかった! これからは掃除機で掃除できる」と安堵しました。あいさつから3カ月程度は初めての育児に悪戦苦闘しながらも、久しぶりに平穏な日々を過ごすことができました。
再び襲来!下の階のクレーマー住人
ある日、掃除機をかけているとピンポーンとチャイム。インターホンの画面に映っていたのは下の階の女性でした。「なんで!?」という思いとともに私の心拍数は急上昇。「掃除機がうるさいし、かけている時間が長い」とのクレームでした。
私は子どもの世話をしながらの掃除となり、長くなってしまったことを謝罪しました。女性が去ると、それまで寝ていた子どもが目覚めて泣き始めました。「クレームにおびえる生活がまた再開だ」と考えるととてもショックで、子どもを抱きながら、私も涙が止まりませんでした。
できる限りの対策をやってみよう!
その日から度々クレームが届くようになり、そのたびに掃除は中断。そこでクレームが届くようになってから3週間後から、できる限りの防音対策を試してみることにしました。まずは掃除機を買い替えることに。
家電量販店の店員に相談し、サンプル品を実際に使ってみて、販売している掃除機の中で一番静かな掃除機を購入しました。そしてフローリングの部屋には厚さのあるコルクマットを全面に敷き詰めることに。マットを敷きながら、「こんなトラブルがなかったら必要のない出費だったのに」と考えると、悔しい気持ちでした。
対策をとった後の生活は…?
掃除機を新調してコルクマットを敷いたとはいえ、掃除機をかけるときは、短時間でさっとかけることを意識。特にコルクマットを敷いていない廊下や洗面所は子どもが泣き始めたとしても、よほどのことがなければ掃除を優先して一気に終了させました。
ときにはインターホンがなっていないか気にし過ぎるあまり、掃除機の音に交じってチャイムの空耳が聞こえることも……。しかし、とった対策はバッチリ! 掃除機をかけても、クレームは届かなくなりました。
育児用品の準備で出費がかさむなか、新しい掃除機やコルクマットの代金は思わぬ出費でした。しかし、そのおかげで掃除機をかけてもクレームは届かなくなりました。初めての育児で時間的にも精神的にも時間がないなか、ストレスなく生活するためには、必要な出費。購入して正解だったと考えています。
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監修/助産師REIKO
著者:福田ひろみ
2男1女の母。3人の子どもはそれぞれ12歳、7歳、5歳で、性格は三者三様。頑固でワガママな真ん中っ子の対応に苦戦しつつ、夫は単身赴任中につき、ワンオペで子育てしている。
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