フミヤの母は怒りに震えながらも冷静に、刺した傷には見えないこと、病院で診断書と領収書をもらってきてほしいと切り出しました。すると突然モリオくんの母親が泣き始めて……。
モリオくんの母親は涙ながらに…
「この傷が…腕じゃなくて目だったら…!!」
「どうなっていたか考えてみてください!!」
モリオくんの母親から発せられた言葉に、自分達は鉛筆で傷付けてしまった加害者家族であるということを改めて思い知らされたフミヤの母親。
フミヤの父親は「やはり謝ろう。鉛筆で傷付けてしまったことはちゃんと謝ろう」とフミヤを説得します。
それでもフミヤは「僕が悪いことをしたのはわかってる。けど…謝れない」と言うのです。
すると……。
「悪いんだけどっ」
「そもそもこっちは、別に許すために来たわけじゃないし、謝罪を聞きにきたわけじゃないですから」
とモリオくんの父親が話を遮り、フミヤを指差しながら「ただ、こいつがしたことをわからせに来たんだよ」と断言したのです。
思うことはいろいろあっても、鉛筆で傷付けてしまったことは事実。話し合いで同じようなことを言われてしまったら……皆さんだったらどうしますか?