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離乳食後期からとりたい「鉄分」についておさらい!

5~6カ月(離乳食初期)ごろ以降、特に気をつけて摂りたい栄養素のひとつに「鉄分」があります。離乳食インストラクターの中田馨氏が、その理由と鉄分の多い食材についてお伝えします。

 

こんにちは。離乳食インストラクターの中田馨です。5~6カ月(離乳食初期)ごろ以降、特に気をつけて摂りたい栄養素のひとつに「鉄分」があります。今日はその理由と鉄分の多い食材についてお伝えします。

 

どうして鉄分が必要になるの?

赤ちゃんは、ママのおなかの中で「貯蔵鉄」をもらって生まれてきます。生後9カ月頃までは、この貯蔵鉄でまかなえるそうです。生後6カ月以降になると、身体の中の貯蔵鉄が少なくなってくるので、食べ物で鉄分を取り入れることがすすめられています。

 

鉄分が不足すると、赤ちゃんも大人と同じように貧血になります。鉄欠乏性貧血と言われますが、その状態が長く続くと、赤ちゃんの精神発達・運動発達に遅れが出ることもあるようなので注意したいところですね。

 

 

 

鉄分が多い食品は?

鉄分が多い食品といえば?100g当たりの鉄分含有量の多さで見てみると、レバー、ハマグリ、卵黄、シジミ……などなど、動物性食品が上位を占めます。赤ちゃんが食べにくかったり、毎日離乳食に取り入れるのは、なかなか難しい食品もありますよね。

 

鉄分は野菜にもあります

鉄分は、植物性の食品にも含まれています。例えば海藻類、納豆などの大豆製品。大根葉や小松菜にも鉄分は含まれています。植物性の食品は、赤ちゃんも食べやすいですので、是非、メニューに取り入れてみてくださいね!

 

 

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    この記事の著者
    著者プロファイル

    保育士中田馨
    一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長

    0~2歳対象の家庭保育所で低年齢児を20年以上保育する。息子が食べないことがきっかけで離乳食に興味を持ち、離乳食インストラクター協会を設立。現在は、保育士のやわらかい目線での離乳食の進め方、和の離乳食の作り方の講座で、ママから保育士、栄養士まで幅広く指導。離乳食インストラクターの養成をしている。「中田馨 和の離乳食レシピ blog」では3000以上の離乳食レシピを掲載中。『いっぺんに作る 赤ちゃんと大人のごはん』(誠文堂新光社)も発売中!

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