出産は予定帝王切開
手術歴があるため、出産は予定帝王切開。経腟分娩もしたかったなとの思いはあるものの、安全に出産をしたいため、産院からの提案(予定帝王切開)に納得しました。妊婦健診では、胎盤を見たいということを伝えていました。そして予定帝王切開前日に入院。入院すると、手術室の看護師さんが手術の流れや注意事項を説明しに来ました。そこで帝王切開の様子をモニターで見たいと伝えたところ、検討してくれることになりました。
いざ、出産当日!
いざ、手術当日。手術室で背中から麻酔をしたところ、腰の違和感と、自分の体を動かせないことへの恐怖でパニックになってしまいました。「どうしよう、怖い。手術できない」と思っていたら、自分の様子がモニターに映ったところでだんだん落ち着きを取り戻してきました。そしていざ開腹! おなかを切る瞬間も医師と話していました。すると、子宮を切って、卵膜が見えたところでなんだか黒々としたものが……!
笑いながらの出産
何かと思ったら、なんとわが子の頭でした! びっくりするくらい黒々としていて「え? 頭? 髪の毛すごーい!」と医師や助産師さん、手術室にいるスタッフと私で笑ってしまいました。赤ちゃんが生まれて私が最初に発した言葉は「めちゃくちゃ髪の毛多い」でした。こんなフサフサな娘が生まれてくるとは思ってもおらず、笑いながらの出産となりました。
現在、育児奮闘中
出産は十人十色と言いますが、医師や助産師さんから「手術中にモニターを見たいと言った人も、こんなに笑いながら出産した人も初めてだ」と言われました。そんな笑いながらの出産でしたが、現在、育児奮闘中。たくさん笑って、落ち込んだりしながらも育児を楽しんでいます。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
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監修/助産師REIKO
著者:佐藤 花
2022年1月生まれの女の子のママ。4年間の不妊治療の末30代で出産。
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