夫の気持ちを聞いたみほははさん。夫に感謝するとともに、あることを伝えたいと思いました。
ちゃんと見ててくれたんだね…。でもね…
みほははさんは「夫が在宅勤務になってからリビングで仕事をしていて、ずっと見られているみたいでつらい」と夫に伝えました。「目の前にいるのに育児を頼れないから苦しい。これなら会社に行ってくれた方が良かった」とも……。しかし、夫はちゃんとみほははさんの育児や家事に追われる大変な姿を見ていたのです。
「家事をしてくれることはうれしいし、助かる。」とみほははさんは言いました。けれど、子どもたちと一緒にいる中での家事は想像以上に時間がかかるし、イレギュラーも起こります。
いわゆる「名もなき家事」です。
この「名もなき家事」はなかなかの曲者で、みほははさんの家事を中断させます。たとえば、長男から「トイレ!」と言われれば洗濯物を干すのを中断したり、次男をおんぶしながら料理している最中も長男にせがまれ料理を中断したり……。さらに、料理を再開すれば今度は次男がおむつにウンチで、あわてておむつ替え、なんてことも……。
「名もなき家事」があることで、みほははさんの家事が最後まですんなり終わることがないのです。
みほははさんは毎日の家事育児を振り返り、こう思いました。
ありがとうの前に、夫に伝えたいことがある―。
◇ ◇ ◇
「名もなき家事」大変だなと思った経験みなさんもありませんか? 名前がついている家事より、実はめんどくさいのかもしれませんね。