はなちゃんを失うのではないかという恐怖に陥ったママは、当時のことをとても後悔しているそうです。
胃腸炎でけいれんが起きた日のこと
2歳の女の子のはなちゃん。保育園がお休みに入った年末のある夜、突然嘔吐をしました。翌日すぐに病院へ行くと、「胃腸炎」との診断。処方された薬を飲んで嘔吐は落ち着き、熱もなかったことから、年明けに予定通り義実家へ行くことにしました。
義実家に到着後、元気そうだったはなちゃんでしたが、なんとお昼過ぎに突然意識を失って倒れてしまいました! 胃腸炎が起きてから3日目のことです。
全身が強張って、ガクガクと激しく震える様子から、ただならぬ状況だと思ったママは、パニックに!
「いやぁぁ!!」
「誰か来てっ」
顔も唇も真っ白で、次第に青白くなって白目を剥いて呼吸が止まっているように見えました。
駆けつけた義父が救急車を呼び、病院へ。
はなちゃんは病院に到着するころには意識を取り戻しました。そして医師からは告げられた病名は、「胃腸炎関連けいれん」でした。病院にいる間にも2回目のけいれんが……。その日は入院して経過をみましたが、その後は薬が効いてけいれんは起きませんでした。
退院後も、はなちゃんにけいれんは起きていません―。はなちゃんはすっかり元気になりました。
◇ ◇ ◇
胃腸炎関連けいれんは、ウイルス感染による胃腸炎が原因ということでした。ウイルス性胃腸炎にかからないことが予防につながるようですが、気を付けていてもかかってしまうこともありますよね。けいれん発作が起きたときの対処法も、頭に入れておいて、いざというときあわてず対処できるようにしておきたいですね。