「なんで私に聞くんですか!? 主人に話してください」怯えるように答えるモリオくんの母親。「モリオくんのお母さんには決定権はないの!?」と驚きつつ、フミヤの母は……。
モリオくんの父親に何を言われてもひるむものかと決意して…
フミヤの母親は、このまま話し合いをしても時間が過ぎるだけだと思うこと、わが家でもしっかり話し合うこと、この後のことは先生に聞いてほしいということをモリオくんの父親に伝えたのですが……。
「逃げるのか?」
「加害者側が逃げるのか!?」
モリオくんの父親は激昂し、話し合いを終わらせる気がない様子。
……モリオくんの父親は許しに来たわけでも、謝罪を聞きに来たわけでもない。
ならば、どうやったらこの話し合いは終わるの?
そう思っていると、「後は私のほうで引き受ける形でいいですか?」と担任の先生が助け舟を出してくれました。
モリオくんの父親は不満げな様子でしたが、話し合いはどうにか終わることになったのです。
フミヤを許しに来たわけでも、謝罪を聞きに来たわけでもなく、話し合いを引き伸ばそうとするモリオくんの父親。皆さんがもし同じ状況になったら、どのように話し合いを終わらせようとしますか?