今回ご紹介するのは、あこさんのケースです。大学生になり、初めて彼ができたあこさんは、彼の家で初体験をすることに。お互い初めてだった2人は幸せな時間を過ごしたのですが、コンドームがはずれていたことが判明して2人はパニック! 結局、コンドームはあこさんの中にあったのですが、彼は見つかったことで安心し、「あとは洗えば大丈夫でしょ」と楽観的な発言をしてきて――。
コンドームがはずれていたのに「洗えば大丈夫でしょ!」とまさかの楽観的発言をする彼に、あこさんは驚き、「妊娠したらどうするの?」と問いかけます。しかし、彼は「慌てなくても大丈夫、大げさだな」と取り合ってくれません。このままだと妊娠する可能性を否定できないと思ったあこさんは、ネットを検索し、アフターピル(緊急避妊薬)の存在を知りました。「早ければ早いほど効果が高い」と知り、急ぎ婦人科を受診しようとするものの、初めての受診となる「婦人科」は、心理的にハードルが高くて……。怖さをぬぐえなかったあこさんは、あることを思いつくのです。
なお、コンドームは失敗がないとは言えません。性感染症予防にはコンドームは有効と言われていますが、避妊のためには、女性が主体となって避妊できる、ピルの服用や避妊リングとも呼ばれるIUD(子宮内避妊具)の使用のほうが、男性用の避妊具よりも失敗が少なく、避妊効果が高いと言われています。
原案/松丸あこ
作画/小出ちゃこ
監修/助産師REIKO
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